伽噺の向こう側 (ページ5)

今日:1 hit、昨日:7 hit、合計:667 hit

page2　オセロ●ア楽しいよね。知らんけどww ページ5

モモノ「チェックメイト！！」

モモノの威勢の良い声が座敷に響く。

此処はあの三人組が住まう屋敷の離れにある日本家屋の一室。

三人はソコでオンラインのオセロゲームに興じていた。

アリス「モモ～…チェックメイトはチェスのだから」

モモノ「じゃあ、オセロは何て言うんだよ」

アリス「………ん～…チェックメイトでいっか」

ユメタカ「ソコは思い付けってのw」

アリス「いや、無理w」

モモノ「…なぁ、今ランク何処？」

アリス「オレはゴールドランク」

ユメタカ「俺も、モモノは？」

モモノ「me,two」

アリス「なぜw英語ww」

モモノ「ネイティブジャパニアン目指してっから、俺」

アリス「何？ネイティブジャパニアンってw」

ネイティブジャパニアン･･･ネイティブアメリカンの日本バージョン

すると、ボーン…ボーン……と時計の鐘が鳴る。

モモノ「？ウォッチ今何時？」

ユメタカ「クロックだわ。8時」

ユメタカが言うとアリスは慌てた様に立ち上がり襖を勢いよくブチ開ける。

ユメタカ「どした？」

アリス「今日、ドラマスペシャルじゃんか！録画しないと！」

モモノ「あぁ！ヤベェ！」

ユメタカ「んじゃあ、今日はお開きって事で…急げ！！！」

三人が出ていった後、残ったのは揺れる蝋燭の油だけだった。