page1 お昼寝と惨劇 ページ4
太陽が微笑み、小鳥がさえずる。
花達は咲き乱れ、そよ風が舞い歌う。
こんな日は実に……
ユメタカ「昼寝日和だな、コノヤロー」
どこぞの海賊漫画のトナカイ宜しく、日溜まり縁側に丸くなり、うつらうつらと頭を垂れる。
ソコへドタドタと騒がしい足音と悲鳴が聞こえる。
???「ギャアァァーー!!!だ、誰か助けてくれーー!!」
悲鳴をあげながら逃げ惑う男の後ろに木刀を構えた桃色の着物を着た少年と、青いベストを着た少年が毒々しい見た目のスイーツを携えて追いかけ回す。
凄まじい程の騒音の中、ユメタカは意にも介さず、呑気に夢の中へと船をこぎ出す。
後ろでは桃色少年、モモノに捕まった男がかなり悲惨な事になっている。
それを、眺めてた青ベストの少年がユメタカの横に座る。
アリス「ユメ〜、強盗捕まえたけど、どうする?」
聞かれたユメタカは瞼を薄く開け
ユメタカ「……ん〜…?外、捨てといて……」←
と、気だるげに言う。
それに「分かった!」とだけ言いアリスはトテテ…と走って着物少年の元に行き妙にハイテンションになりながら外に捨てにいく。
その惨劇の数分後、幸せそうに眠るユメタカと返り血を浴びたモモノと少し
傷の付いたアリスが仲良く川の字で昼寝をしていましたとさ……
めでたしめでたし
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作者名:望月 虎狼丸 | 作成日時:2020年12月31日 1時