【文豪ストレイドッグス】中島敦のたった一人の友達は、江戸川乱歩の弟でした！？【男主】【third】

第111話 ページ24

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江戸川「どんな難解な推理小説も作者の悪意が読めた時点で半分解決だ。知的技術は昔より素敵になってたけどその差が出たね！」



ポオ「…！な……何？我輩との対決を憶えているのか……？」



江戸川「僕が自分の解決した事件を忘れる訳ないだろう！…思い出すね……ここで互いの頭脳を競い合った」



ポオ「………」



江戸川「僕が他の探偵にヒヤリとさせられたのは後にも先にもあれ一回だ！」



ポオ「……！」



江戸川「だからねぇ、次の勝負も期待しているよ！」



ｶﾞﾁｬｯ



ﾊﾞﾀﾝｯ



ポオ「……………………我輩……頑張ろうかな……」



与謝野「帰ったら記念日の祝宴だねェ」



江戸川「何の？」



与謝野「名探偵が真実を知った日のさ。乱歩さんは異能者じゃなく段階的に観察と推理を……」



江戸川「僕は異能者だ！」



与謝野「……へ？けど先刻は推理根拠を詳らかに説明してたじゃないか」



江戸川「僕は異能者！推理なんてしない！今回のは偶々だ！だって……」



与謝野「だって？」



江戸川「今更一般人なんて格好がつかない！」



「「…………」」



「「…………(ｸｽｯ」」



江戸川「笑うの禁止！」



与謝野「はいはい」



江戸川「はいはいも禁止！」



貴(ほんと仲良いなあ…やっぱり平和が一番だね)



その後A達は武装探偵社に帰り、乱歩をなだめていた

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