オトコトモダチ

のんだくれday３ ページ20

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現に成り立ってるわけだし…笑
なんなら他の2PMメンバーも友だちというカテゴリーに所属してるんだけど…笑


「ん〜…
ふとした時にドキっとしたり、男を感じたりしたことない？」

「ドキっと…？」


んー………


「あるよ、普通に」

「え！笑」

「玄関開けたら黒ずくめの大男が立ってたり」

「…は？笑」

「突然大声で変な歌歌いだしたり」←

「そういうドキドキじゃないから！笑」


…いや、分かってるけど…笑


「まぁ、ね。
ドキドキしてるかどうかは分からないけど、もうずっと一緒だからさ。そういうのじゃなくて居心地の良さは感じるかな」

「なにそれ、老夫婦みたいね？笑」

「その感覚に近いかも。笑」


遠からず…近からず…だけど。
だってテクと私は結婚してないし。

だけど、当たり前のようにそばにいる、って意味では…
ハニの言ってる事は正しいのかも。


「…あー羨ましい！そんな関係の人がいて！しかもかっこいいし！！！」

「かっこいい…かは…うーん…笑」

「ちょっと、世界のイケメン ナメんなよ」

「あれはー！オンモードのテクでしょ？！」

「オフモードは違うの？でも素材がイケメンなんだから〜」

「…きっとすぐに分かるよ」←









・・・・・・・・・・・・・・・・・



「………え？」


…ほら、ね？笑


「テク…笑」

「は？何笑ってんだよ。
ハニちゃん？はじめまして。Aから話はよく聞いてます」にっこり

「…あ〜…笑
私も、よく伺ってます。笑」


…笑

キャップ逆被りにメガネ(フチなし)、黒のTシャツには謎の絵、某スポーツメーカーのスウェット短パン、サンダル…
しかもうっすら無精髭まで…

こんな格好で現れたのが、まさか野獣アイドルと言われる…世界のイケメンに選ばれるほどの男とは到底思えないらしいハニは、さっきから笑いが堪えられてない。笑


「…ここまでとは…」


ボソっと溢れた一言は、きっと無意識だろう。笑




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