丁度いい重さの甘えた（誠也/）7 ページ15
(誠也side)
『…せーやくんといっしょがええ…っ…』
もう泣き止んでるけど、
まだ名残でしゃくり上げながら幼い声で言う。
正門「わかるけど、誠也くん困らしたアカンで」
正門にまで言われて、
大晴に肩たたかれて、Aは余計に
しがみつくように、俺の背中にまわってる小っちゃな手を
ぎゅっとしとる。
……Aのことようわかってる小島が
引き離しに来ないのは、
たぶんそういうことで。
誠也「メシ食い行くだけやから、Aも一緒行く？」
俺がそう言うたら、
しがみついてたAも、さすがにびっくりした顔で
顔を上げて俺の顔を見た。
『え…？』
誠也「どっち？それは嫌なん？笑」
『行く。』
被せ気味で返事をしてきたAに、
誠也「それやったら早よ着替え」
言うたら、素早く膝から下りて着替え始めた。
おもろいぐらい早い。
大晴「も〜甘やかされてんなぁ」
『ええの！今日だけ！』
めちゃめちゃ急いで着替えながらAが言う。
いつもは放っとくと着替え遅いのに。
超速で着替えた空野を連れて、
先に3人が待ってる店の中に入った。
空野連れてくって連絡しといたけど、
個室着いたら、
丈「なんや子連れか」
て早速突っ込まれた。
空野は、『…やっぱ、来たアカンかった…？』
て今さら真に受けて俺のこと見上げてくる。
丈「ノリやんか。真に受けんな。
Aもちゃんとメシ食え」
丈が空野の分の座布団まで出してくれる。
大橋「A、久しぶりやな」
リチャ「一昨日のリハで会ったばっかちゃう？笑」
『ふふふ』
隣に座った空野が楽しそうで安心する。
いつの間にか、空野は俺の膝の上に座って
メシ食ってる。
空気読んだんか、入られへん話のときは空野は静かにしてて
ひたすらメシ食ってて、
『リチャくんこれちょうだい』
リチャ「えーイヤや。自分で頼み」
とか言うてるぐらいで。
『せーやくん、これちょっとちょうだい』
て言うて、
全部食べてしまうのは相変わらずやけど。
丈「なんや、Aはいつまでも抱っこやなぁ」
『おん、そお。』
俺に背中で寄りかかってほっぺたに食べ物いっぱい詰めて
膨らましてもごもごしとる。
大橋「なんで泣いた顔してたん？またいたずらして叱られたんか」
『そお。』
大橋「相変わらずやなぁ。これ飲む？」
誠也「アホか、それ酒やろ」
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めぐみ(プロフ) - らずべりーさん» 喜んでいただけてとても嬉しいです♪らずべりーさんにリクエストいただけて可愛い空野がイメージしやすくて書きやすかったです。またリクエストお待ちしております！ (2023年2月24日 10時) (
レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
らずべりー(プロフ) - リクエストありがとうございます！とっても可愛い空野くんが見れて嬉しい限りです（ ; ; ）いつもクォリティ高い作品が読めて嬉しいです!またリクエストさせてください、、！ (2023年2月24日 0時) (レス) @page16 id: 13c3570990 (このIDを非表示/違反報告)
めぐみ(プロフ) - らずべりーさん» コメントありがとうございます！リクエストありがとうございます！甘えたな描写多めですね♡書いてみます〜♪リクエストいただけるのありがたいです。 (2023年2月21日 21時) (レス) id: 7e6c597a49 (このIDを非表示/違反報告)
らずべりー(プロフ) - いつも見てます！久しぶりにリクエストしてもよろしいですか？�＼震蕕�ん�∨擦�て構ってもらえないのが寂しくて小さいイタズラをたくさんしてしまう��主様が大丈夫そうであれば甘えたな描写が多めに欲しいです！よろしくお願いします (2023年2月21日 19時) (レス) id: 13c3570990 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぐみ | 作成日時：2023年2月16日 5時
