A! と驚く僕の夢10 (ページ30)

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ちょっとの積み重ねが…（正門/）8※ ページ30

(誠也side)

正門の手が少し緩んでも、
赤いお尻の下のほうを大っきな手で引っ叩かれとるAはこの世の終わりみたいに泣いて、
俺が握ってる手も必死に引いてお尻に伸ばそうとするぐらいで、お尻ぺんぺんよっぽど効いとるんやなってわかる。

足も暴れられへんけど、膝下はバタバタしてて、
もう限界を訴えてて。
正門の手は、Aのお尻の形にしっかりカーブを作って丸められてて、指先まで、Aの小っちゃなお尻に痛みを与えとるのがわかる。

正門「51、52、53、54、…」
パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！
『いたいよぉっいたいよぉぉぉっ！！ごべんなだいっっ！も゛うちこくせえへんっっ…っもうせえへんからぁぁっっ…うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっっ！！「ちょっとだけ」言うてごべんなだいぃぃぃっっちょっとやなかったぁぁぁっっ！！うわぁぁぁぁぁぁんっっ！』

背中のほうでドアが開いて、
大晴とか佐野とか入ってきてビビッてんのが声でわかる。

正門「ちょっとやなかったやろ。61、62、63、…」
パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！パンッッ！
『うわ゛ぁぁぁぁぁぁんっっごべんなだいっ…っ…あとなんかい…っなんかいなんっっ…っっ？もういややぁぁぁっいたいよぉぉっっごべんなだいぃぃぃっっっっはんせ…っしたからぁぁぁっっもうゆるしてやぁぁっっ』

いややいややって首を横に振って、
手をぎゅーっと握ってくるA。
お尻痛すぎてもう泣きすぎて簡単な計算もでけへんぐらいで、それでも正門の手は止まらへん。

正門「あと10な。71、72、73、」
数えるのも、お尻叩く手もゆっくりになって、
でも甘くなったわけやなくて、

Aは身ぃ捩って泣き喚いた。

パァンッ！パァンッ！パァンッ！パァンッ！パァンッ！パァンッ！パァンッ！パァンッ！パァンッ！
『ごべんなだいっっっっうわ゛ぁぁぁぁぁぁっっ！！ごべんなだいぃぃぃぃっっ！！も゛うじまでんっっあ゛ぁぁぁぁっっ！うわ゛ぁぁぁぁぁぁんっっ』

正門「80。」
バチンッ！！！
『っっっ！！ふぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ！！ごべんなだいぃぃぃぃっっっっ』

正門の手がAの小さな背中を撫でたのを見て、
俺はAの手をそっと離して、頭を撫でた。