141話*太輔Side* ページ10
海兄の奥さんのカフェにAを連れてきた。
窓のカーテンが閉まってるから店が空いてないんじゃないかって心配するAの手を引いて、俺はドアのところまで進んだ。
「太輔、ほんとに開いてんの?」
F「大丈夫だから。はい、A開けてみて。」
ドアを開けるように促す。
いつもなら俺が開けてAを先に通すって感じだからわざと開けてって言う。
俺のことをチラっと見てからAはドアの取っ手に手をかけた。
カチャッという音が聞こえ、そっとドアが開いていく。
パンッパパンッ
「「お誕生日おめでとうっ!!!」」
予定通り、クラッカーとお決まりの言葉でお出迎え。
店内の電気も同時についたからみんなの顔見えてるし、状況は分かると思う。
でも驚いたのか固まってるA。
俺は肩をそっと抱いて店内に誘導する。
「え、え?えっと・・・」
F「A、今日誕生日でしょ?おめでとう。」
「え、あ・・・そうか、誕生日か。」
玲「A!おめでとっ!」
Ki「Aちゃん、誕生日おめでとう。今日、何かいつもと違って一段と可愛いね!」
F「おい北山!口説いてんじゃねーよ!」
海「太輔、お前こんな美人さんどこで捕まえたんだよ!」
そう言って海兄が俺たちの前に来た。
その隣には奥さん。
二人はAに自己紹介をし、Aも自己紹介をしてた。
店内は皆が飾りつけをしてくれてて、お遊戯会さながらの雰囲気。
y「ほら、主役が揃ったことだし、始めよう。」
渉の一言で皆が動き出す。
海兄の奥さんを中心に料理を運んでくるメンバーたち。
玲華ちゃんがAと話してる隙に俺は海兄のところに行く。
海「ほら、これ。」
F「ありがとう!」
海「最高のが出来たよ!」
そう言う海兄に何度もお礼を言ってAへのプレゼントを受け取った。
そっとAを見ると次々運ばれてくる料理に目を輝かせていた。
そのAの笑顔を見て、やっぱ好きだなって思う俺はもう重症なのかもしれない。
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柊李(プロフ) - Meriさん» おひさしぶりです!え!?私の小説の話!?照れちゃいますよー(*´∀`)でも嬉しいです!お友だちにも読んでもらえてたらまた感想待ってますって伝えてくださいねー?笑 (2014年3月8日 2時) (レス) id: fb1814c5b7 (このIDを非表示/違反報告)
Meri(プロフ) - おひさしぶりです!今日、丁度学校でこの小説の話してたんだよ!私、この小説超好きだし、柊李さんも大好きだから、勝手に紹介しちゃいました…勝手にごめんなさいm(__)m (2014年3月5日 17時) (レス) id: be4ef41272 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - Meriさん» ずっとお待たせしてごめんなさい(;^ω^)どうか見捨てず、待っててもらえたら嬉しいです! (2014年3月5日 9時) (レス) id: dbd8b4432c (このIDを非表示/違反報告)
Meri(プロフ) - 最近、更新なくて寂しいよ(>_<)更新頑張って(逆にプレッシャーになってたらごめんなさいm(__)m) (2014年2月23日 19時) (レス) id: be4ef41272 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - KFT2さん» バレンタインの方も読んでいただいたんですね!ありがとうございます(*´ω`*)太ちゃんのはやはり私の溢れんばかりの愛が込められているからでしょうか?笑 (2014年2月16日 1時) (レス) id: dbd8b4432c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊李 | 作成日時:2014年2月11日 19時