140話 ページ8
コートと同じようにブーツも身に着けて、ショップの鏡に映る自分が自分じゃないみたいで恥ずかしい。
F「いつものAはカッコよくて、大好きだけど、こういうAも可愛くて大好き。」
鏡を見てる私のそばに来て、鏡越しに目が合う。
優しい表情をしてる太輔に私も微笑み返す。
「ありがと・・・こんな格好、太輔のためにしかしないからな・・・」
そう言うと太輔は少し顔を赤くして、私の手を少し強引につないで引っ張った。
車に乗ると太輔が不意にキスをしてきた。
F「A、反則。もう、おれどうにかなっちゃいそうだよ。」
なんて少し拗ねたような感じで言う太輔に私もどうにかなってしまいそうだと思った。
「このあとはどうする?私の物ばっかり見たから太輔の好きなとこで良いよ?」
F「ほんと?じゃあ俺、行ってみたいカフェがあるんだ。そこでも良い?」
「いいよ。」
太輔は車の音楽に合わせてルンルンで鼻歌を歌う。
私は少しのいたずら心でCDケースに入っている中から太輔たちのCDを取り出して何も言わずに音楽を変えた。
F「なんか聞きたいのあったの?」
そう言う太輔に、うん、とだけ答えて音楽がかかって来るのを待った。
私がかけたのは運命Girl、音楽がかかってきたと同時に太輔はビクッと反応して私をチラッと見た。
F「俺らの曲じゃん。」
「この曲、可愛くて好き。ね、歌って?」
そう言うと太輔はえー、とか恥ずかしがってたけど、歌ってくれた。
"俺が好きでしょ?"
というところ、私の方を見て甘い声で歌うから、ドキドキした。
そのあとも太輔の歌声を独り占めして、なんて贅沢なドライブだろうって思ってたら目的地についたらしく、車が停まった。
「なんか可愛らしいカフェだな。」
外見がカントリー系で可愛くてでも窓は全部カーテンがしまっていた。
「カーテンしまってる?開いてるの?」
F「大丈夫、ほら、行こっ!」
太輔に手を引かれて私はついて行った。
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柊李(プロフ) - Meriさん» おひさしぶりです!え!?私の小説の話!?照れちゃいますよー(*´∀`)でも嬉しいです!お友だちにも読んでもらえてたらまた感想待ってますって伝えてくださいねー?笑 (2014年3月8日 2時) (レス) id: fb1814c5b7 (このIDを非表示/違反報告)
Meri(プロフ) - おひさしぶりです!今日、丁度学校でこの小説の話してたんだよ!私、この小説超好きだし、柊李さんも大好きだから、勝手に紹介しちゃいました…勝手にごめんなさいm(__)m (2014年3月5日 17時) (レス) id: be4ef41272 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - Meriさん» ずっとお待たせしてごめんなさい(;^ω^)どうか見捨てず、待っててもらえたら嬉しいです! (2014年3月5日 9時) (レス) id: dbd8b4432c (このIDを非表示/違反報告)
Meri(プロフ) - 最近、更新なくて寂しいよ(>_<)更新頑張って(逆にプレッシャーになってたらごめんなさいm(__)m) (2014年2月23日 19時) (レス) id: be4ef41272 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - KFT2さん» バレンタインの方も読んでいただいたんですね!ありがとうございます(*´ω`*)太ちゃんのはやはり私の溢れんばかりの愛が込められているからでしょうか?笑 (2014年2月16日 1時) (レス) id: dbd8b4432c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊李 | 作成日時:2014年2月11日 19時