165話 ページ37
まさか、こんな素敵な場所で、こんな素敵なサプライズがあるなんて…
薔薇の花束をもらった時、そう思ったのに。
さらに、太輔から、プロポーズされるなんて。
自然と涙が出てきた。
これからずっと、太輔と一緒にいられるのかと思うとうれしくてたまらない。
それを本人に言えないのが私のダメなところだけど、少しずつ、言えるようになっていけたらいいなと思う。
素敵な時間を過ごしたクルージングも終わり、船を降りて車に戻ってからも私は何度も左の薬指に輝く指輪を見た。
そのたびにこれは夢じゃないんだって。
現実の出来事なんだって実感する。
F「こんなに早く、プロポーズできるなんて思ってなかったんだ。」
車を走らせながらそういう太輔。
私もそれは思っていた。
F「でも、ジャニーさんがね、Aならいいよって言ってくれて。正式に発表もしてくれる。それに今日のクルージングの船の招待券くれたのも実はジャニーさんなんだ。」
「ほんとに?」
F「ほんとだよ。俺もびっくりしたけどね。」
「でも…本当に大丈夫かな?ファンの方々は納得できないんじゃないかな…」
太輔はアイドルだ。
しかもジャニーズアイドル。
恋愛とか、結婚とか、御法度のはず。
F「大丈夫。これからも、今まで以上に頑張るし、それにメンバーもみんな応援してくれてることだから。ファンのみんなだって俺が一生懸命に頑張ってたらわかってもらえるはずって信じてる。」
それから私たちはこれからのことを話しながら家に帰った。
私たちが結婚することの会見を今週末に開くこと。
それには太輔だけじゃなく、キスマイのメンバーみんなが一緒に立ってくれること。
その際に私の家のこととジャニーズとの契約のことについても触れ、極道といっても、一括りではないということまで伝えてくれるらしい。
不安はあるが、事務所の方々と、キスマイのみんな、そして何より太輔を信じようと決意した。
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柊李(プロフ) - Meriさん» おひさしぶりです!え!?私の小説の話!?照れちゃいますよー(*´∀`)でも嬉しいです!お友だちにも読んでもらえてたらまた感想待ってますって伝えてくださいねー?笑 (2014年3月8日 2時) (レス) id: fb1814c5b7 (このIDを非表示/違反報告)
Meri(プロフ) - おひさしぶりです!今日、丁度学校でこの小説の話してたんだよ!私、この小説超好きだし、柊李さんも大好きだから、勝手に紹介しちゃいました…勝手にごめんなさいm(__)m (2014年3月5日 17時) (レス) id: be4ef41272 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - Meriさん» ずっとお待たせしてごめんなさい(;^ω^)どうか見捨てず、待っててもらえたら嬉しいです! (2014年3月5日 9時) (レス) id: dbd8b4432c (このIDを非表示/違反報告)
Meri(プロフ) - 最近、更新なくて寂しいよ(>_<)更新頑張って(逆にプレッシャーになってたらごめんなさいm(__)m) (2014年2月23日 19時) (レス) id: be4ef41272 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - KFT2さん» バレンタインの方も読んでいただいたんですね!ありがとうございます(*´ω`*)太ちゃんのはやはり私の溢れんばかりの愛が込められているからでしょうか?笑 (2014年2月16日 1時) (レス) id: dbd8b4432c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊李 | 作成日時:2014年2月11日 19時