154話 ページ26
太輔のおとうとのゆうすけさんのおかげでお父さんもお母さんも私のことを受け入れてくれた。
ゆうすけさんには本当に感謝しなければならない。
それから少しだけ買い物をしたいから出かけてくると言って私も一緒に出掛けた。
F「A、疲れた?大丈夫?」
車に乗って優しくそう言ってくれる太輔に大丈夫と答える。
F「俺、Aのこと、うまくフォローできなくてごめん。」
本当に申し訳なさそうにそう言う太輔。
「いや、もっとひどい空気になったらとかも考えてたから…やっぱ極道って特殊すぎるしさ。」
F「でも…」
「太輔が隣にいてくれたから、ちゃんと話せたよ。ありがとう。」
そう言うと少しだけ笑って太輔は車を走らせた。
近くのショッピングモールの駐車場に車をとめ、少しの変装としてハットと伊達メガネを着けた太輔はいつものように助手席を開けに来てくれる。
F「ちょっとここでデートしよ!」
なんだかうれしそうな太輔の手を取って、私たちはショッピングモールデートを始めた。
服を見たり、靴を見たり、変装用の伊達メガネ買い足そうかなとか言いながらちょっと変わった形のメガネをかけた太輔を見て笑ったり、さっきまでの緊張なんて忘れるくらい楽しかった。
?「あれ?太輔?」
太輔の買い物を済ませて駐車場に向かう途中、そう声をかけてきたのはおしゃれな男性だった。
F「おー!加藤じゃん!!すげぇ久しぶりだな!!」
加藤「俺は時々テレビでお前のこと見かけるけどな。」
太輔に加藤と呼ばれたその人はそう言って笑った。
加藤「今度また仲間集めてバーベキューでもしようぜって話しになってんだよ。できれば年明けくらいにって言ってるからさ、太輔も来いよ。そちらの彼女ちゃんも連れてさ。他の奴らも彼女いるやつは連れてくるみたいだし。」
F「もし日にち合えばな。また詳しいこと連絡してよ。」
加藤「おう!まかせとけ!また連絡するわ!」
じゃーな!と言って加藤さんは去っていった。
F「急にごめんな。あいつ加藤って言って俺の中学んときのダチなんだ。」
「おしゃれな人だな。」
F「まぁな。俺らのダチではオシャレな方かな。もう一人加藤よりオシャレとか気にしてるやつもいるよ。俺の仕事の都合だけど、もしバーベキュー行くことになったらAも一緒に来てくれる?俺のダチに紹介もしたいし。」
そういう太輔に、もちろんと答えて私たちは帰った。
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柊李(プロフ) - Meriさん» おひさしぶりです!え!?私の小説の話!?照れちゃいますよー(*´∀`)でも嬉しいです!お友だちにも読んでもらえてたらまた感想待ってますって伝えてくださいねー?笑 (2014年3月8日 2時) (レス) id: fb1814c5b7 (このIDを非表示/違反報告)
Meri(プロフ) - おひさしぶりです!今日、丁度学校でこの小説の話してたんだよ!私、この小説超好きだし、柊李さんも大好きだから、勝手に紹介しちゃいました…勝手にごめんなさいm(__)m (2014年3月5日 17時) (レス) id: be4ef41272 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - Meriさん» ずっとお待たせしてごめんなさい(;^ω^)どうか見捨てず、待っててもらえたら嬉しいです! (2014年3月5日 9時) (レス) id: dbd8b4432c (このIDを非表示/違反報告)
Meri(プロフ) - 最近、更新なくて寂しいよ(>_<)更新頑張って(逆にプレッシャーになってたらごめんなさいm(__)m) (2014年2月23日 19時) (レス) id: be4ef41272 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - KFT2さん» バレンタインの方も読んでいただいたんですね!ありがとうございます(*´ω`*)太ちゃんのはやはり私の溢れんばかりの愛が込められているからでしょうか?笑 (2014年2月16日 1時) (レス) id: dbd8b4432c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:柊李 | 作成日時:2014年2月11日 19時