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152話 ページ24

F「ただいまー。」


太輔が玄関のドアを開けてそう言うと、奥から太輔のお母さんが出てきてくれた。


F母「おかえり、あら、そちらが?」


「はじめまして、月城Aと申します。太輔さんとお付き合いさせていただいております。」


F母「まぁご丁寧にどうも。太輔、こんなキレイな子、どこで?」


太輔はそういうお母さんにそういうのは後でいいだろって言って中に入っていく。

F「ほら、Aも早くおいで。」


「あ、お邪魔します。」

どうぞどうぞって優しい笑顔で招き入れてくれるお母さん。

リビングに行くと太輔のお父さんがいた。


F「あ、親父。」

F父「あぁ、来たか。」

「はじめまして、月城Aと申します。」

F父「遠いところからありがとうね。さぁさぁ、どうぞ座って。」


太輔のお父さんもそう言って優しくダイニングテーブルに促してくれた。

お母さんがお茶の準備をするとキッチンに入っていく前に手土産として持ってきたケーキを渡す。

F母「あらっ、気を遣ってくれてありがとうね、ここ有名なところよね?一度食べてみたいと思ってたのよ。」


そう言って喜んでくれた。
そしてケーキを食べるならコーヒーね、と言い鼻歌を歌いながらキッチンに入っていった。


F「A、ほら、座って?」


太輔にそう言われ、隣に座る。


F父「太輔、最近どうだ?」


F「調子はいいよ。Aのおかげでね。」


F父「はははっそうかそうか、月城さん、いつも太輔が世話になっているね。」


「いえっとんでもございません。私の方こそいつも太輔さんにはお世話になっております。」


F母「ふふふっAちゃん、そんなに緊張しないで?私もお父さんも、あなたに会えるのをとても楽しみにしていたのよ。」


お母さんがケーキとコーヒーを持ってきてくれて、それをいただきながら少しずつ質問に答えていく。


F母「そう言えばAちゃんはお仕事何されてるの?太輔は特殊な仕事だし、大変な思いとかしてないかしら?」


お母さんからのその質問に一瞬、言葉が出なかった。
太輔もなんて言おうか、というような表情をしていて、でも私は太輔との将来を真剣に考えたいからこそ、本当のことを言おうと決めた。

153話*太輔Side*→←151話



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柊李(プロフ) - Meriさん» おひさしぶりです!え!?私の小説の話!?照れちゃいますよー(*´∀`)でも嬉しいです!お友だちにも読んでもらえてたらまた感想待ってますって伝えてくださいねー?笑 (2014年3月8日 2時) (レス) id: fb1814c5b7 (このIDを非表示/違反報告)
Meri(プロフ) - おひさしぶりです!今日、丁度学校でこの小説の話してたんだよ!私、この小説超好きだし、柊李さんも大好きだから、勝手に紹介しちゃいました…勝手にごめんなさいm(__)m (2014年3月5日 17時) (レス) id: be4ef41272 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - Meriさん» ずっとお待たせしてごめんなさい(;^ω^)どうか見捨てず、待っててもらえたら嬉しいです! (2014年3月5日 9時) (レス) id: dbd8b4432c (このIDを非表示/違反報告)
Meri(プロフ) - 最近、更新なくて寂しいよ(>_<)更新頑張って(逆にプレッシャーになってたらごめんなさいm(__)m) (2014年2月23日 19時) (レス) id: be4ef41272 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - KFT2さん» バレンタインの方も読んでいただいたんですね!ありがとうございます(*´ω`*)太ちゃんのはやはり私の溢れんばかりの愛が込められているからでしょうか?笑 (2014年2月16日 1時) (レス) id: dbd8b4432c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:柊李 | 作成日時:2014年2月11日 19時

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