１４４話 ページ14
昼間のパーティーだけでも十分嬉しくて、幸せだなって思ったのに、太輔は私を夢の国に連れてきてくれた。
家柄的にも今まで縁のなかった場所だし、ファンタジー過ぎて自分は浮いてしまうんじゃないかって思ったけど、太輔と一緒にいるとそんなことも気にならなくなった。
花火の時間まで、太輔に引っ張られるままにいろんなアトラクションに乗ったり、ショップでお土産を見たりして楽しんだ。
あと30分で花火、というタイミングで太輔のおすすめの場所があるということで場所を移動する。
灯台のそばのベンチに二人で座って花火を待つことにし、太輔がトイレに行くというので私は一人で待つ。
一人で今日のことを思い出すと朝からとてつもなく濃い一日だった。
浮気を疑ってしまった自分が恥ずかしいくらい太輔は私のことを大切に思ってくれているということが伝わってきたし、みんなのやさしさにも涙が出そうになった。
太輔はいつも私にたくさんの幸せを与えてくれる。
F「Aちゃん！」
太輔の声に振り向くと目の前に二匹のくま。
F「連れて帰って？」
そうかわい子ぶって言う太輔に思わず笑ってしまう。
F「ダッフィーとシェリーメイって言うんだ。家に飾りたいなって思って…ずっと夢だったんだよね、大好きな人と一緒に暮らす家にこの子たち飾るの。かわいくない？」
そういう太輔の方が可愛いわ、と思いながら素直にうなずいておく。
ダッフィーとシェリーメイを一匹ずつ抱っこしてベンチにくっついて座り、時々ダッフィーでちょっかいをかけてくる太輔にきゅんきゅんさせられていると花火が始まった。
素敵な音楽とともに打ちあがる花火はとても感動的で、平日で人も少なく、特に太輔が連れてきてくれたこの場所が穴場なのか私たち以外には誰もおらず、花火を独占しているような贅沢な気持ちになった。
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柊李(プロフ) - Meriさん» おひさしぶりです！え！？私の小説の話！？照れちゃいますよー(*´∀｀)でも嬉しいです！お友だちにも読んでもらえてたらまた感想待ってますって伝えてくださいねー？笑 (2014年3月8日 2時) (
レス) id: fb1814c5b7 (このIDを非表示/違反報告)
Meri(プロフ) - おひさしぶりです！今日、丁度学校でこの小説の話してたんだよ！私、この小説超好きだし、柊李さんも大好きだから、勝手に紹介しちゃいました…勝手にごめんなさいm(__)m (2014年3月5日 17時) (レス) id: be4ef41272 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - Meriさん» ずっとお待たせしてごめんなさい（；^ω^）どうか見捨てず、待っててもらえたら嬉しいです！ (2014年3月5日 9時) (レス) id: dbd8b4432c (このIDを非表示/違反報告)
Meri(プロフ) - 最近、更新なくて寂しいよ(>_<)更新頑張って（逆にプレッシャーになってたらごめんなさいm(__)m） (2014年2月23日 19時) (レス) id: be4ef41272 (このIDを非表示/違反報告)
柊李(プロフ) - KFT2さん» バレンタインの方も読んでいただいたんですね！ありがとうございます(*´ω｀*)太ちゃんのはやはり私の溢れんばかりの愛が込められているからでしょうか？笑 (2014年2月16日 1時) (レス) id: dbd8b4432c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柊李 | 作成日時：2014年2月11日 19時
