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てつやside
どうせAたちはゆったり遊んで帰ってくるんだろうな、
俺ばっかり遊ばないで編集頑張ってるってのに。
とかなんとか愚痴りつつもちゃんとパソコンに向かっていたが、
ふと俺は携帯が震えていることに気がついた。
あれ、マナーモードにしてたか、と携帯をとり、
通話ボタンを押すと慌てた声が飛び込んでくる。
「あ、やっと繋がった!てっちゃん、今すぐこっちこれる!?
編集なんて後回しでいいから!」
早口すぎて頭の理解が追いつかないまま、うんと返事をするとすぐに電話が切れた。
なんだったんだ、虫さんが編集後回しでいいとか言うの珍しいな、なんかあったんかな。
とりあえず財布と携帯を持ち、御曹司に行ってくると伝えると、
多少急ぎ気味に車で出発した。
詳しく伝えられていないため、状況がよく分からないが、
何かあったことは確かだろう。
アクセルを踏む足に少し力を込めた。
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作者名:リオ | 作成日時:2018年9月10日 7時