ユメノヒト2

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そして誕生日当日



深夜の０時に王子様からの電話があった




玉「A?」




まさか仕事なのに電話してくるなんて




「裕太!?仕事は？」





玉「今休憩でね、ほんとラッキーだァ」





クスクスと笑う裕太は子供みたいでこっちまで連れれて笑っちゃう




「ふふふ笑」





玉「お誕生日おめでとう。20歳になったねぇー。」



「ありがとう！」




玉「お酒一緒に飲もうね」




優しいその声に眠気を誘われる



あ、言わなきゃ映画のこと




「あのさ裕太」





玉「あ！ごめん休憩終わりみたい！」




「あ、そっか！！じゃあね！ありがとう」







そして言えずじまいで今は朝





大学の友達や知り合いからのおめでとうの言葉で携帯から通知が来まくってる今




私は大きなビルの目の前にいる

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