ユメノヒト2

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時々くる太輔くんからのLINEは、







忙しいなりに私を気遣ってくれてて、







退院する今日も迎えに来てくれるらしい









「お世話になりました」








エントランスにいって、携帯を見ると通知が１









太輔病院の近くの駐車場までこれる?
Aうん!ありがとう!
太輔迎えに行こうか?
A見られると危ないよ汗
太輔そうだな笑







駐車場には明らかな高級車が1台








太輔くんが出てきてさっと荷物を積んでくれて








私を中に誘導する









太「退院おめでとう！ほんっっっとにごめん！！」









車内ですぐに謝るからびっくりする







「だ、大丈夫だよ！それに太輔くんがもし今怪我してたら映画もキスマイも大変だよ！？」









太「Aが怪我すんのも大変だから」








そう言って私の綺麗になくなったおでこ傷の部分を親指でさすって
よかったなんて呟いてる









太「ちょっとドライブしてもいい？」









そういって車を出してはや１時間









昔二人でハマってた洋楽が流れる中








ついたのはあの、海の見える丘









「ここ、、、」








太「二人で来んのは３回目か」







外に出ると、秋になってきたからか潮風が冷たい









自分の上着を私にかけて、








私の手を引く彼









なんにもないところにストンと座って






二人で海を見る









太「おれさ」

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