ユメノヒト2

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「これから見つけていこうと思います」








そう答えて終えた取材。








ずっともやもやが残ったまま、裕太と2人でご飯を食べにいくことになった。







裕太はやっぱり優しくて、







それが辛くてなんだか避けてしまう私がいた








だから裕太と2人でのご飯は久々








何となくいつも通りに話してるとポツリと裕太が言った







玉「A、俺のこと避けてる？」









これ以上秘密にはできないんだ。







裕太は勘が鋭いからきっと前から思ってた。









ごめんなさい









その言葉が頭の中で巡ってる









「...太輔くんとキスした」









キスされたって言いたくなかった。







私も悪い私が彼を好きになったから









玉「...」







私の言葉にそう驚きはしないから逆に胸が痛くなる








玉「A」






「...」










ほんとにまっすぐ私の方を見ていう彼は









悲しそうな顔をしていて









でも、すごくスッキリしたような顔にも見える









玉「ガヤからね、一昨日聞いてた。




めっちゃ深くお辞儀しちゃってさ笑



謝ってきたの。」








「え？」









玉「俺さ、本気でAのこと好きだよ」









玉「初めて、こんなに人を好きになったってくらい」









玉「でも、別れよ」









「...裕太？」








玉「かばいあってるふたり、もう俺に止める権利ないよ笑」









裕太はその日、別れ際にごめんなさいと泣く私に








笑顔で友達でもAと俺は最高っしょ！て言った。

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