ユメノヒト (ページ10)

今日:10 hit、昨日:2 hit、合計:29,189 hit

10 ページ10

その後は普通にご飯食べて

大学の話したりキスマイのみなさんの話聞いたりした

「私払うよ！」

いつも奢ってもらってばっかで申し訳なくて今日という今日は私が払おうとお財布を出す

太「いいって！俺の勝手な時間に合わせてくれてんだからちょっとはかっこつけさせて？笑」

.

そのままさらっと支払い済ませちゃって

彼女にもしてるのかな

自分の勝手な想像でまた思い出してしまう

.

太「送るよ」

「あ、大丈夫だよ！すぐそこだし！」

ほんとは駅二つ分

.

変な意地張って断る私にちょっとムってする太輔くん

太「いいって乗れよ」

.

「彼女さん心配するよ？それにカメラとかも気をつけないとじゃん！」

.

太「Aには関係ねぇじゃん！！！」

.

大きな声を上げる太輔くんは初めてで

驚いたしその言葉がすごく刺さった

.

太「..!「ごめん」

.

自分でも驚いたような顔をした
太輔くんがなにか言おうとしたのを遮って

「ごちそうさまでしたっ」

そのまま店をあとにする

子供みたいにわんわん泣いてて

声をかけてくる怪しいお兄さんも無視して歩いて帰った

その日からずっと連絡もしなくなった