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断ればよかった
リ「でね、太輔ってば〜〜」
目の前でこんな幸せそうな顔されたらそう思うに決まってる
テーブルに並べられた綺麗な料理も、おしゃれなリビングも
太輔くんも
全部リンカさんのものだって気がして
辛いはずなのに、空気乱しちゃダメだって笑ってる私
こんな私大っ嫌いだ
玉「...」
ガシャン！
玉「あ！やば！」
「裕太大丈夫!?」
裕太がグラスを服に倒して、服がびちょ濡れになってる
玉「ごめんな！あ！洗面所かりていい？」
太「俺の服持ってくるわ！」
リンカさんが床を拭いてくれて、
私はなぜか裕太に手を掴まれる
「え？」
裕太以外の３人が驚いた顔をしてるのに裕太は当然のように
玉「A手伝って！」
そう言って洗面所まで私を引っ張っていった
.
「裕太？」
玉「もぉー泣きそうな顔しながら笑わない！」
そう言って私のほっぺをひっぱる
あ、、、わざとだ
私のこと見て2人から離すためにわざとやってくれたんだ
「...裕太ありがとう」
玉「えー？なにがー？」
せっせとタオルで服を拭きながら知らないふりをしてくれる裕太
「裕太はスーパーマンだね」
玉「王子とかにしてよ！」
泣きそうな自分の顔を引き締めて、リビングに戻るとそこには
太「...!?」
キスしてるふたりがいた
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作者名：おとか | 作成日時：2017年1月28日 22時
