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あんなキラキラした日々ももう過ぎ去って

普通の高校生に戻った私は

なんとなくのお小遣い稼ぎのために

春休みに泊まり込みで海の近くのカフェをやってるおばさんのところでアルバイトし始めた。




すぐに慣れることができて、おばさんとおじさんが料理を作っている間ほとんどひとりで接客もできるようになってた



昼休みやバイト終わりには近くの手作りのアクセサリーのお店に行ったり、海を散歩したりして本当に充実した毎日




ある日、いつものように接客していると
サングラスに帽子をかぶったちょっと若者ファッションだなって感じの人がやってきた。




「いらっしゃいませ。ご注文お伺いいたします。」



.




『あーーー、オススメってありますか?』




お客さんひとりの静かな店内に響いた声




そして私の方を見た顔





太「A...?」




驚いた顔の彼とその目の中には





.




驚きと名前を覚えてもらってたことで嬉しかったことが混ざった私の複雑そうな顔がうつっていた。

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作者名:おとか | 作成日時:2017年1月28日 22時

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