【弱ペダ】箱学の鬼が好き (ページ30)

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29. 覚悟と準備ページ30

そして昼ごはんを食べ監督の横に椅子を置き暑さ対策をしてみていた

監督「Aは、、新開隼人をみて自転車にハマったのか？」

「……小学校の頃、、初めて通りがかったのが、、新開さんの中学でした。。初めて、、車より早いソレをみて
未知の乗り物に見えました。看護婦さんが、、あれはロードバイクだよって教えてくれました。」

監「そうか、、未知の乗り物か、、確かに、、びっくりするな、、あの速さはスプリンターしか出せない。」

「退院する時昨日の学校はどこなのかわかりますか？
って聞いて、調べてもらいました。。そして見に行きました

病院からは10分程度で自宅まで20分
少し見るにはちょうど良くてもしかしたら家からもみえるかな？って毎日外出てましたが見れないからコースを、、聞きたくて、、けど小学6年が、中学生に声掛けるなんて出来なくて、、学校に電話しました笑」

監「ほう、、それで、、聞けたのか？」

「自転車部の顧問に変わってくださり、、君は自転車が好きなのか？見たいなら見においでと、、よく見れる場所を教えてもらいました。沢山の生徒が沢山通り過ぎる中あの日みた赤髪の人が居て福富さんと、新開さんだと知り、、そこから毎日通いました。」

監「そうか、、昔からセンスがあの二人はある。人を魅了するからな、、」

「かっこいその乗り物を近くで見てみたくて……新開さんの乗ってる自転車をずっと調べ、、買いました笑私は中学1年から買っていたのに先月初めて自転車に乗れました笑」

監「そうかﾆｺ乗れなくとも、、皆が君に頂きを見せるから、、見守って傍にいてやってくれ。。」

「……はい、、ありがとうございます。。あの……何かあった時……これを。よろしくお願いします。」

渡したのは病院に見せれば大丈夫な証明書

保護者が持つものだが、ひとつは監督、ひとつは隼人くんに渡してある

そしてもう1つ渡した

退部届けと学校辞退学証明書のサイン済みを

「これは、、万が一の為に、、よろしくお願いします。」

監「……分かった。Aが、、歩けなくなり来れなくなったら提出する。。だが忘れてはいけないよ。君は……箱根学園自転車部マネージャーで、、辞退ではなく、その時は卒業だ。」

ﾆｺっと笑いマジックで斜線を引いて書き直した

「……ありがとうございます。。授業は出れなくなりますが自転車部には通います。車椅子は帰ったら発注します。」