検索窓
今日:1 hit、昨日:26 hit、合計:5,630 hit

10.初めてのすき焼きと愛情 ページ11

蛍をみて、盛られたものを、、待って、、牛丼屋の牛肉と違う、、ガチのヤツだ、、



フリーズした



肉を掴みしばしフリーズ



蛍「……A?」



「……あの、、蛍、、さっき携帯にさ、、カメラ、、あれってどう使うの?これ、、撮って!初めて食べる!撮って!」



全「「……ぷッ……ァハハハハハwww可愛い笑」」



蛍「……ぷッ……はい。」カシャ



「ちが、私の手元の肉だけでいから!汗 私初めて食べる……え、もったいない、、もうちょっと見てたい、、」



全「「ギャハハハ//ゆっくり沢山食べなさい」」ニコ



そして食べたそれは人生で1番美味しかった



また涙が、出そうだった



「ご馳走さまでした!とても美味しかったです!」


全「「もう要らないの?!」」


「はい、お腹いっぱいです!洗い場お仮します」ニコ


母「あらぁ、大丈夫よ、本当にお腹いっぱい?蛍……いいお嫁さん見つけたわね!フフ、、お風呂入っちゃいなさいな」ニコ


「へ、あ、あの、、泊まらないので大丈夫です」汗



全「「え!?帰っちゃうの?」」


蛍「A明日バイト夜?」


「うん、明日また夕方から。」


蛍「なら朝練一緒にいこ。泊まればいい。ほか用事は?」


父「Aちゃん、遠慮しないで遅いし用事無ければゆっくり泊まっていきなさい!蛍をよろしくお願いします。」ニコ



「……ありがとうございます//」



そうして初めて他人の家にお泊まりすることになった



お風呂上がったら2階おいでと言われ借りたが、、



湯船、、初めて入る、、今の家は使い方が分からない、、



前の家は入らせて貰えなかった



ちゃぽん



ゆっくり湯船に入れば涙が沢山出た



人の優しさに初めて触れた



「お母さん……暖かい人だったな。いいな、、」



歯を磨き身体と髪を洗えばスッキリしていた


背中の傷がいつも疼くが、今日は平気だった


着替えてたらノックされた



母「Aちゃん、洗濯おいておいてね?」



「あ、、ありがとうございます!」ガラ



母「ふふ、少し大きいわね笑
髪乾かしてあげるからこっちいらっしゃい//
女の子可愛いわねぇ、うちのは頭体デカいからもう。
Aちゃん、なにかあればいつでも来なさい。
貴方はひとりじゃないから。」ニコ



髪を撫でながら解かされ乾かされた



蛍のお母さんはとても暖かかった



なにも聞かずただ優しくて暖かい手だった



「……お母さん優しい、、」


母「ふふ、いつでも甘えていいわよ!」

11. お泊まり→←9. 初めての団欒



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
27人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:椎名りら | 作成日時:2024年1月22日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。