10.初めてのすき焼きと愛情 ページ11
蛍をみて、盛られたものを、、待って、、牛丼屋の牛肉と違う、、ガチのヤツだ、、
フリーズした
肉を掴みしばしフリーズ
蛍「……A?」
「……あの、、蛍、、さっき携帯にさ、、カメラ、、あれってどう使うの?これ、、撮って!初めて食べる!撮って!」
全「「……ぷッ……ァハハハハハwww可愛い笑」」
蛍「……ぷッ……はい。」カシャ
「ちが、私の手元の肉だけでいから!汗 私初めて食べる……え、もったいない、、もうちょっと見てたい、、」
全「「ギャハハハ//ゆっくり沢山食べなさい」」ニコ
そして食べたそれは人生で1番美味しかった
また涙が、出そうだった
「ご馳走さまでした!とても美味しかったです!」
全「「もう要らないの?!」」
「はい、お腹いっぱいです!洗い場お仮します」ニコ
母「あらぁ、大丈夫よ、本当にお腹いっぱい?蛍……いいお嫁さん見つけたわね!フフ、、お風呂入っちゃいなさいな」ニコ
「へ、あ、あの、、泊まらないので大丈夫です」汗
全「「え!?帰っちゃうの?」」
蛍「A明日バイト夜?」
「うん、明日また夕方から。」
蛍「なら朝練一緒にいこ。泊まればいい。ほか用事は?」
父「Aちゃん、遠慮しないで遅いし用事無ければゆっくり泊まっていきなさい!蛍をよろしくお願いします。」ニコ
「……ありがとうございます//」
そうして初めて他人の家にお泊まりすることになった
お風呂上がったら2階おいでと言われ借りたが、、
湯船、、初めて入る、、今の家は使い方が分からない、、
前の家は入らせて貰えなかった
ちゃぽん
ゆっくり湯船に入れば涙が沢山出た
人の優しさに初めて触れた
「お母さん……暖かい人だったな。いいな、、」
歯を磨き身体と髪を洗えばスッキリしていた
背中の傷がいつも疼くが、今日は平気だった
着替えてたらノックされた
母「Aちゃん、洗濯おいておいてね?」
「あ、、ありがとうございます!」ガラ
母「ふふ、少し大きいわね笑
髪乾かしてあげるからこっちいらっしゃい//
女の子可愛いわねぇ、うちのは頭体デカいからもう。
Aちゃん、なにかあればいつでも来なさい。
貴方はひとりじゃないから。」ニコ
髪を撫でながら解かされ乾かされた
蛍のお母さんはとても暖かかった
なにも聞かずただ優しくて暖かい手だった
「……お母さん優しい、、」
母「ふふ、いつでも甘えていいわよ!」
27人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:椎名りら | 作成日時:2024年1月22日 10時