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9.新しい病院とトサカ ページ10

月曜日


光ちゃんは朝練があるらしく先に出た

私は朝が滅法弱い

光ママ「Aちゃんきてから光太郎ちゃんと起きてたすかるわ!何か言ってくれたの?」

叔母ちゃんはキラキラした目でみてきた


あー、、苦労したのだろう笑


「……光ちゃん彼氏になりたいって。いいよって言ったらやる気出した。」


そう言うや否や大喜びの叔母ちゃん


さすが木兎家



今日は赤飯ね!早く孫みたいわぁ〜なんて言ってる



行ってきますと言えば呼び止められぎゅっとされた



みたら優しい顔で気をつけて行ってらっしゃいと



優しい



同情じゃない。



純粋な優しさ




それが嬉しくて涙が出そうだった




今日は病院行ってから学校だ




病院に行って紹介状を出し、受付し新しい担当医師と話


傷を見て、注射で火傷を炎症を抑える。


これが信じられない程痛くて怖い



ぎゅっと目を閉じひたすら絶えたら


看護婦さんがガーゼを噛ませてくれた



医「がんばれ、あと一本だからね。」

看「唇切れちゃってるから綿噛んでね、頑張れー、、」


事情を知っているから優しかった


涙が溢れ何とか終えたがぐったり


会計と薬を貰い外に出た








なんかトサカが居た


ニワトリみたいな


東京すげーな。。なんて思って涙を拭い学校に向かった


黒「ちょい、君。なんか落ちたよ」


みたら鶏、、


「あ、あぁ、、」


手にはキーホルダー


前の学校の……部活仲間がくれたやつ


バレーボールのキャラクター







「……ありがとうございます」



それは黒い煤(すす)が付いていて


綺麗とは言えなかった


ゆーいつ残ったもの


黒「……きみ、、大丈夫?送るよ。足痛いんでしょ。」


注射された後はしばらく痛くて痺れが取れない


歩き方がぎこちなくなる


「……学校ちがいますよね?」


見ればジャージだが梟谷とは違う、真っ赤だ


黒「俺は黒尾鉄朗、音駒高校3年バレー部主将」


「……先週……梟谷に引っ越してきた、、一条A。3年。バレー部なら、、光ちゃん知ってる?」


黒「光ちゃん??」


「うん。木兎光太郎」


黒「……え、なに、君木兎の友達?」


「……一応言いますが、私女です。光ちゃんとは幼なじみで彼女です。」


黒「え!?君、、可愛いなとは思っていたけど女の子だったのか笑」


そう言いしゃがんだトサカ


「ん?」


黒「ほら、乗れ。送ってやるから。」



そう言われおぶられた

10.黒尾鉄朗の優しさ→←8.優しい腕の中



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作者名:椎名りら | 作成日時:2023年12月25日 15時

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