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7.君の涙とトラウマ ページ8

木兎side


息を切らし何かに脅えたように震え出した


過呼吸気味で抱き締めれば


俺はAのどこを見て男と思っていたのか


細く小さい華奢な女の子だった


しばらく撫でてれば落ち着いたのか


見れば泣きながら寝ていた


俺のベッドに寝かせ横に寝転んだ


……火傷というには、、あまりに酷い痕


そういや


母ちゃんがなんか騒いでたような……


あまり聞いてなかったからな





確か宮城だったよな

気になり布団からそーっと出てPCで検索した

調べたら 宮城 放火魔逮捕とすぐでた




ゾッとする内容だった

重傷者1名死者1名

もう一度Aをみた


「ッ……」


泣いてるAの横に寝転び抱き寄せ寝た

8.優しい腕の中→←6.癒えない傷



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作者名:椎名りら | 作成日時:2023年12月25日 15時

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