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2.陽だまりと懐かしい手 ページ3
授業が終わり周りに人だかりができる前に裏庭に向かった
来る時見つけたベンチ
フードを被り寝そべった
昼休みだからか、賑やかな声が聞こえる
陽向が暖かく
遅咲きの桜の横からは新緑が出ていた
4月半ば
暖かい気候に眠気が襲い目を閉じた
光「……A」
名前を呼ばれゆっくり目を開けた
「……こ、ちゃん……zzz」
引越し忙しかったから眠たい
光「……ほら。」
そう言い膝枕をした彼
うっすら目を開ければ赤くなっていた
「……今日から……世話になる……」
光「……?お、おう。」
この反応は多分……叔母さん話してないな……
眠い……
優しく髪を撫でられてるとも知らず
私は深い眠りに落ちた
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作者名:椎名りら | 作成日時:2023年12月25日 15時