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13. 不安な影 ページ14

そのまま優しく優しく抱いてくれた


2人で尽きれば髪を撫でキスをし、胸に抱き寄せてくれる


光「……傷いたくねーか?」


「大丈夫……こ、、ちゃん……すき……zzz」


沈むように眠りに落ちた







次の日学校に行けばバレー部に案内された



「……あ、の……」


ジーッと皆に囲まれ萎縮


葉「ふむ、、やっぱ顔かわいいな。」


赤「美人ですよね、なんで男と間違えたんですか?」


雀「こんな可愛いのに普通気づくよね?」


白「しかもちゃっかり付き合ってるしぃ〜笑」


兎「うるせー!A可愛いのは知ってたし!//」


「…よろしくお願いします、、」


そして出来る事だけ手伝った


スコア表の見方、書き方は知っていたし


ノートにデータ纏めるのも得意


一人一人の癖を見た







そういえば……癖、、あの男も左手で帽子の鍔を2、3回被り直してた



逮捕された奴は帽子すら被っていなかったし、、それに……





いつの間にかノートに書いていた




やば






消そうとしたら光ちゃんに見られた



「あ、ちょ、ちがくて……」


兎「……こいつ、、」



何かを考えながら

はっ!とした光ちゃん

そして慌てたように集合掛けていた


兎「A、コイツが見たやつか?それとも捕まったやつ?」


「……みた、、人……こう、、、つばをクイクイやってた」


兎「……ッ……なぁ、先週見たやつ、、」

葉「……だな。多分。」

赤「……大丈夫。皆いるから。」ナデ

「……みたの?」


兎「……みた。多分コイツだ。」

雀「どうすんの?また、なんか危ない目に合うより警察に言っておいた方が良くない?」


「……なら、、捕まった人は……だれ、、?」



シーーーーンとした


カタカタと震えていた


兎「ッ、大丈夫。ちゃんといる。絶対一人になるな。」



その日のうちに警察には話自宅まわりや、学校周りを巡回強化して貰っておばさんにも話したらしばらく1人にならないようにと言われた




2週間位は何も無く部活にも慣れ始めた



明後日から合宿で宮城からもみんな来る



久しぶり会えるのは楽しみだった



その日の夜中



おばさんは夜勤、光ちゃんは熟睡していたが



妙に胸騒ぎがした







カタンと



1階から聞こえた気がした



「……」




携帯を110を鳴らせるようにしてそっと部屋から出た




階段から静かに降りていきチラリと見たら




キャップを被った男がいた

14. 終焉→←12. 過去の傷



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作者名:椎名りら | 作成日時:2023年12月25日 15時

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