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12. 過去の傷 ページ13

木兎side


リビングで待っていた赤葦達

座り、話し始めた



宮城の放火のことや、火傷の事


赤「そのニュース見ました……お母さんは残念だったですね……。。」


葉「そんなに酷い状態なのによく学校これたな、、大丈夫なのか?」


兎「……この先……なにが起きてもすぐ気づいてやれるように俺はそば居たい。……多分マネージャーやるって言ってもあまり動いたりできないかもだが、、皆が平気なら迎え入れたい……もちろんAがやりたくないなら別だし、まだきいてねー。」


雀「木兎らしくなぁーい。まぁ、私は全然大丈夫だよ!」


副「早く仲良くなりたいね〜!」


皆が賛成してくれた


全「(木兎のメンブレケア要因GET!!!)」


そうして解散した


___________


________


「ん……はぁはぁ……こ、ちゃん?」



光「起きたか、水飲め、汗かいてる」


支えながら起こし水を飲ましてくれた


光「着替えできるか?とりあえずこれ、俺の着とけ」


「光ちゃん……」


ぎゅっと服を掴めば抱き寄せられた


嫌な夢をみた


あの日みた逃げる黒い影


意識を手放す直前


もしかしたら夢かもしれない


けど


犯人が捕まったと言われてるが


何故か不安があった


終わったはずなのに


放火がある1週間くらい前から誰かに付けられていた


それは2.3回見かけた男


ソイツが犯人だと思っていた


ニュースをみたら違った


じゃああの人は何。。ただのストーカー?


怖くなり引っ越す時見られてるかもだから


電車乗り換えも、わざわざ遠回りした



ずっと胸奥にあった不安


そして夢で見た


ソイツがニタリと笑うのを


怖かった


「……あの、、」


光「ん?……大丈夫。俺居るから。頼れ。不安なことはちゃんと話せ。」


「……ぅん……」


そして全て話した


光ちゃんは怖い顔をした


「……気のせい、、多分……疲れてるだけ……けどあの日のお母さん、燃える自分、燃える家、逃げる影、捕まった人……どんなに意識薄れても合ってる気がして、、それが怖い」


光「……大丈夫……ッ……守るから。……Aが無事で良かった……おばさんは残念だったな、、絶対守るから。1人になるべくなるな。。頼れ。」


「……グス……あり、がとッ……光ちゃん……すき」


光「大好きだ。」


目が合い、自然と唇が重なった


何度も何度も深く


しばらくして口が離れれば


情熱的な目にドクンと心臓が高なった


もっとしてほしくなる

13. 不安な影→←11. 頼れる彼氏



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作者名:椎名りら | 作成日時:2023年12月25日 15時

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