壁の中 ページ50
ミカサ「エレン。ちゃんとかけて。
夜は冷える。」
ハンジ「お待たせ！
案外準備に手間取っちゃってさ〜」
ハンジさんはウォール教の司祭を連れていた。
アルミン「あの…何故ウォール教の司祭が？」
ハンジ「ああ。ニックとは友達なんだよ！ね〜？」
この人は、あの日壁の中にいる巨人に
日光を当てるなと指示をしていた人だ。
ハンジ「気にしない気にしない！
この班の編成自体よくわからなくはあるんだし。
ね？リヴァイ」
リヴァイ「いや、意味はある。
エルヴィンがこいつらを選んだんだからな。」
こいつは誰も知るはずのない
壁の中の巨人の秘密を知っている。
今まで…調査兵団が血眼になって
調べていた巨人の謎を…
聞けば、ウォール教司祭ニックは
私達調査兵団と同行し
現状を見て巨人の謎を話すかを判断するらしい。
怒鳴りたいほど頭にくるが、
そういう状況でも無さそうだ。
エレンは、怒鳴っていたけど…
ハンジさんが言うには、
ニックが真っ当な判断力を持った
人間に見えると言っていたが、
私には到底理解できなかった。
リヴァイ「………。」
A「………。」
リヴァイ兵長とさっきから1度も目が合わない。
もはやこちらを見向きもしてくれない。
やっぱりさっきの話聞かれてたんじゃ…
ミカサ「A…やっぱりさっきから
様子がおかしい。話して」
ハンジ「確かに…口数も少ないね？
らしくないよ」
A「わ、私、元々そんなに
お喋りじゃないですし！
それに今話すようなことではないです。」
リヴァイ「なら今目の前のことに集中しろ。」
A「はい…」
全然違う方を向いて喋っている。
心做しか目も冷たい。
胸が苦しくなった。
ハンジ「今日はやけにピリピリしてるねぇ？リヴァイ」
リヴァイ「いつも通りだ」
そのまま私は兵長と目を一切合わさず、
エルミハ区まで到着した。
そこにはウォールローゼから避難してきた人達が、
絶望的な表情をして移動していた。
A「エレン…大丈夫？」
エレン「あ、ああ…大丈夫だ」
エルミハ区までの移動中馬車の中でハンジさんが、
壁は巨人の硬質化でできているのではないかと
推理していた。
この絶望的な状況で、ウォールマリアの穴を塞ぐ方法。
それは、エレンの巨人の硬質化で
穴を塞ぐという案だった。
それができれば、かなり大きな希望になる。
でもそれは全て…エレンの巨人の力にかかっている。
エレンにとって相当な重荷だ。
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音 - 静さん素敵なコメントありがとうございます！やっと恋愛が発展しそうな...これからも頑張ります！ (2021年2月26日 20時) (
レス) id: 9804a0383a (このIDを非表示/違反報告)
静(プロフ) - リヴァイさんの雰囲気めちゃくちゃ好きです。夢主の性格も可愛いしこれから二人がどうなるのか楽しみです！嫉妬して怒ってるリヴァイさん可愛すぎです(//∇//) (2021年2月25日 17時) (レス) id: 380b86fc1c (このIDを非表示/違反報告)
音 - 雪月花さん、読んでいただきありがとうございます！温かいコメントありがとうございます！頑張りますね！！ (2021年2月20日 7時) (レス) id: 9804a0383a (このIDを非表示/違反報告)
音 - 世界一小説さん、読んでいただきありがとうございます！頑張って更新します！ (2021年2月20日 7時) (レス) id: 9804a0383a (このIDを非表示/違反報告)
雪月花 - このあとの続きがきになります！更新楽しみして、待ってます！頑張ってください！！ (2021年2月19日 20時) (レス) id: ab57f40cd8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音 | 作成日時：2021年2月11日 5時
