嘘つき女 ページ7
A「うん…たまに
お母さんのような人が
夢に出てくるんだ。その夢の人が
本当にお母さんとは限らないけど。
でもすごく優しそうな人で…
もし今もどこかで生きているのなら会ってみたい。」
ミカサ「…そう」
A「うん。もちろん会えなくたって今の生活は
とっても幸せだし、おじさんもおばさんも好き。
ただ、気になるだけ。」
ミカサ「……。」
A「だからアルミンの言う通り、
エレンに影響されたからって
だけじゃないよ。」
ミカサ「でも…それなら調査兵団にならなくても」
確かに調査兵団自体にこだわりはない。
ただ、私がこだわってることは多分
ミカサと同じだと思う。
A「調査兵団じゃないとだめなんだよ」
私はそう満面の笑みで微笑んだ。
ハンネス「ん？？なんだAにミカサ〜
お前らほんっと仲良いなぁ！」
A「もーうおじさん！またお酒飲んで…」
ハンネス「ん？な〜んのことだ？」
ミカサ「お酒くさい…」
A「ちゃんと仕事しろってエレンから
伝言預かってるんだからね？まったく…」
ハンネス「は？エレンが？」
駐屯兵団「がーはっはっはっは！
ハンネス！！お前も困ったもんだなぁ〜」
駐屯兵団「あんま迷惑かけんなよ〜」
ハンネス「なっ！っるせえな！
あいつ…偉そうに。」
A「そんなことよりおじさん、
パンか何かある？お腹空いちゃって…」
ハンネス「パンかぁ…酒でよければあるぞ？」
A「…。」
ミカサ「ハンネスさん…冗談もほどほどにして。
私達まだ子供だよ。」
ハンネス「んだよミカサ…
お前はほんと冗談が通じねえよなぁ〜」
アルミン「ミカサ！A！！」
A「…あれ、アルミン？」
アルミン「エレンが！」
ミカサ「エレンが！！？どうしたの！！！」
アルミン「えぇ…っと…エレンが…
またあの3人組に！！」
ミカサ「くっ…！！」
ミカサは目の色を変えて
すぐに走って行ってしまった…
ミカサの悪い癖だ。
エレンのことになると…周りが見えなくなる。
アルミン「ま、待ってー！！！」
A「行こうアルミン！」
アルミン「う、うん！！」
ーーーーーーーーーーーーーーー
Aside
『ガッシャーーーッン！！！』
エレン「くっ…！！ちきしょう！！！
うらぁぁ！！！」
A「またやってる…」
そこにはすでに
ボロボロになってエレンがいた。
でもエレンはものすごい目つきで、
ガキ大将3人に立ち向かう。一人で…
ミカサ「ふんっ！！」
『ズドーーーン！』
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音 - 読んでいただきありがとうございます！！頑張ります！！！ (2020年12月20日 11時) (
レス) id: 9804a0383a (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ(プロフ) - 面白くて、今後の展開がすごく気になります！更新頑張ってください！！ (2020年5月12日 14時) (レス) id: 80032df402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音 | 作成日時：2016年12月3日 17時
