再会 ページ44
ミカサ「エレン、耳赤い。」
エレン「…う、うるせえな！！
お前らちょっと黙ってろ！」
エレンが揶揄われる感じ…懐かしいな。
それにしても動きずらい。
A「ミカサ、動きにくいんだけど…」
ミカサ「私は動きやすい」
A「そんなわけないでしょ…」
エレン「おいミカサ。気持ちはわかるけど離れろよ。
嫌がってんだろうが」
ミカサ「いや…Aは喜んでる。」
A「…ミカサ？」
何を言っても離れないミカサ。
相当心配かけちゃったな…
コニー「お前ら仲良いなぁ」
マルコ「…ミカサとAって、
少し顔立ちが似てるよね。姉妹なの？」
A「いや、まったく…」
ミカサ「でも家族みたいなもの。」
A「そうだね。昔からずっと一緒だから。」
コニー「へぇすげえな！だから顔が似てるのか！」
A「うーん…顔が似てるなんて
感じたことはなかったけど、ミカサに顔が似てるって
言われるのは嬉しいかも。」
ミカサ「私も。」
ミカサも2年会わないうちに、
更に美人になっていた。
きっと最初のうちはモテるだろうな…
女の子「あれ、
みんなこんなところで何してるの？」
マルコ「…君は」
女の子「私はミーナ。ローゼ出身よ。」
コニー「どの区出身なんだ？」
ミーナ「カラネス区よ。貴方は、」
コニー「俺は南区のラガコ村出身のコニーだ。」
ミーナ「ラガコ村…確かあの小さい村よね？」
コニー「そうだぜ！あそこはよく熊が…」
A「……。」
ローゼ出身の人達多いんだなぁ…
よくよく考えてみれば、壁で仕切られてる世界だ。
ローゼとシーナ内の区や町なんか、
全く知らなかった。
ミカサ「A。行こう…」
A「え…あ、うん。」
ミカサは私を引っ張った。
外に出ると、芋の女の子が
ヘトヘトになりながら走っているのが見えた。
A「あの子、まだ走らされてる。」
ミカサ「ああ。あの芋の…」
A「夕飯抜きだと言われていたけど…」
ミカサ「気にしなくていい。」
A「…うん」
と言いつつも気になってしまう…
ミカサ「A。」
A「…な、なに？ミカサ…」
ミカサは私の方を掴み、真剣な顔をしている。
ミカサ「…調査兵団になろうって気持ちは、
まだ変わってない？」
A「……うん。変わってないよ。」
ミカサ「…そう。」
A「ミカサ？」
ミカサ「貴方もエレンも…
止めても無駄だってことはわかってる。
でも…これだけはお願い。」
A「……。」
ミカサ「死なないで…
私が、貴方を絶対に守るから。だから…」
A「ミカサ。」
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音 - 読んでいただきありがとうございます！！頑張ります！！！ (2020年12月20日 11時) (
レス) id: 9804a0383a (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ(プロフ) - 面白くて、今後の展開がすごく気になります！更新頑張ってください！！ (2020年5月12日 14時) (レス) id: 80032df402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音 | 作成日時：2016年12月3日 17時
