憧れの人 ページ5
自分を守るため、
人に嫌われないために
嘘は必見だったから。
でもこの3人に出会ってから、
自分に正直に生きたいと思うようになった。
そのためにも、
まずはこの3人の前だけでも正直でいよう。
そう思ったのがきっかけだ。
ダメ元で、ハンネスさんに
この3人に私の過去を話していいか聞くと、
意外にもすんなり許してくれた。
多分、ハンネスさんもエレン達のことを
よく理解しているから。
エレン「ていうか…
なんで外の世界の話をしただけで
みんなバカにしてくるんだ。おかしいだろ。」
アルミン「僕も、興味を持つくらい
いいじゃないかと思う。」
A「……外の世界…か」
ミカサ「A、影響されてはダメ。
別に外に出る必要なんてない。」
ミカサはいつも、外に興味を持つ私たちに反対する。
普通に考えて外は危険だし、
エレンは調査兵団になりたいなんて言い出すものだから
ミカサは心配で仕方がないんだと思う。
それに影響されている私も同じように心配されてる。
エレン「なんだよミカサ！
お前もこの世界で家畜みたいにつまんねえ
人生送るつもりかよ！！」
ミカサ「命を大事にしろと言ってるの！」
私にとって生まれて初めてできた友達がミカサ。
ミカサも初めての友達は私らしい。
そんなミカサは、誰よりも私を理解してるし、
私も誰よりミカサを理解しているつもりだ。
年下だけど、なぜかお姉さんみたいな
立ち位置で、私をいつも守ってくれる。
強いミカサに憧れていた。
アルミン「ミカサ…
エレンに何を言っても無駄だよ。わかるだろう？」
ミカサ「……。」
アルミン「Aも、確かにエレンに
影響させられているところもあるけど、
自分の意思で言ってることもあるよ。」
アルミンは、本当に頭がいい。
気が弱いところがあるけど、
人をよく見ていて自分の意思も強く持っている。
考え方の観点も新しくて、
外の世界の話を持ちかけたのも
アルミンからだったらしい。
アルミンとの出会いは、エレン経由だったから、
最初会った時はエレンと仲がいいなんて
意外で仕方がなかった。
でも今ではよく理解できる。
エレン「絶対に俺は外に出るんだ。
…こんな狭い壁の中で一生を終えるくらいなら、
俺は外の世界に出て早死にしたほうがマシだ。」
そしてエレン。
誰よりも強い正義感を持っていて、
人におちょくられたり、バカにされたりすると
すぐに怒ってぶつかりにいく。
自分に正直すぎるエレンは、
この町で有名な問題児。
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音 - 読んでいただきありがとうございます！！頑張ります！！！ (2020年12月20日 11時) (
レス) id: 9804a0383a (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ(プロフ) - 面白くて、今後の展開がすごく気になります！更新頑張ってください！！ (2020年5月12日 14時) (レス) id: 80032df402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音 | 作成日時：2016年12月3日 17時
