選んだ人 ページ39
エレン「ミカサ…
お前はいいんだぞ！
生き延びることが大事って言ってたろ！」
ミカサ「そう。だから、
あなたを死なせないために行く。
…もう、大切な人を失いたくない。」
エレン「……っ」
母さん…A…。
俺は…
ミカサ「…。」
アルミン「…。」
エレン「わかった。3人で！」
A。
俺は必ず、調査兵団になって、巨人と戦う。
お前の分も強くなって、
俺は必ず、外の世界に出るんだ。
俺たちの居場所も…取り戻す！！
お前の仇、必ずとる。
だから、待ってろ…
ーーーーーーーーーーーーー
Aside
あれからまた一年が経った。
雑用係もこれで終わり。私は兵士として生きる。
やっと…この日が来た。エレン達に会える日が…
ハンネス「荷物全部持ったか？
忘れもんねえだろうな？」
A「うん！大丈夫だよ！
ってさっきから3回くらい言ったよね？」
ハンネス「…お前は鈍臭いから心配なんだ。」
A「鈍臭くて悪かったね。」
ハンネス「……気をつけるんだぞ」
A「…うん。ありがとう！
私、強くなって…成長してくるよ。」
ハンネス「お前なら強くなれる。
…エレン達に、会えるといいな。」
A「絶対に会える。
今日が待ちきれなかったんだから…！」
ハンネス「俺も久しぶりに
あいつらの顔が見えてな。」
A「へへ…じゃあ、行ってくるね！おじさん。」
ハンネス「ああ。行ってこい！！！」
ーーーーーーーーーーーー
Aside
A「…うっ」
人多い…
訓練兵志願者がこんなにいるなんて…
これじゃあエレン達が
どこにいるかもわからないよ。
『ドスッ』
A「あ…ごめんなさい」
女「…ああ。」
女の子にぶつかってしまった。
その子は機嫌の悪そうな顔で私を一瞬見た後、
すぐにそのばをすぐ去っていった。
綺麗な人だなぁ…
でも私のせいで機嫌を損ねてしまった。
A「……。」
あの子…1人なのかな。
まぁ、私も1人だけど。
…怖いけど、話し方みようかな。
A「…あ…あの！」
女「…！？」
A「私Aっていうの！」
女「そ…そう。」
私はその子を追いかけて、腕を掴んだ。
すごく驚いた顔をしていた。
A「あ、あなたは？」
アニ「…アニ。」
A「アニ…よろしくねアニ！」
アニ「…どうも。」
人と話すのが好きじゃないのかな…
目を合わせてくれない。
…でも私はくじけないぞ！！
A「ねえアニは、どこ出身なの？」
アニ「ウォールマリアだけど。」
A「え！私もウォールマリア。
…てことは、巨人を見たの？」
アニ「まぁね。」
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音 - 読んでいただきありがとうございます！！頑張ります！！！ (2020年12月20日 11時) (
レス) id: 9804a0383a (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ(プロフ) - 面白くて、今後の展開がすごく気になります！更新頑張ってください！！ (2020年5月12日 14時) (レス) id: 80032df402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音 | 作成日時：2016年12月3日 17時
