人類最悪の日 ページ16
この声…
あのガキ大将達だ！
アルミン「うっ！」
ガキ大将「悔しかったら殴り返してみろよ！！」
A「アルミン…！！！」
アルミン「そんなことするもんか…！
それじゃあお前らと同レベルだ！」
A「…！？」
アルミンを助けようとして
走り出した私の足は、止まった。
ガキ大将「なんだと！？」
アルミン「僕が言ったことを
正しいと認めているから、言い返せなくて
殴ることしかできないんだろう？
それは、僕に降参したってことじゃないのか！」
ガキ大将「…うるせぇぞ！このの屁理屈野郎！！」
エレン「やめろ！！！」
タイミングよくエレンが来た。
エレンの背後にいるミカサは
本当に恐ろしい顔をしている。
ガキ大将「エレンだ！」
ガキ大将2「馬鹿め！また来やがった！」
ガキ大将「ぶちどめされてぇのか！」
ガキ大将3「カモにしてやる！…あ！？
ミカサがいるぞ！！」
ガキ大将「だ、ダメだ！！ここは引けー！！」
ミカサを見た3人は、怯えて逃げ出した。
『ドカッ』
A「いっ…」
3人は私に気づかず、
たまたま進行方向にいた私に激突してきた。
ガキ大将「いってぇな…って…A！？」
A「…っ」
一番会いたくない奴らに…
一番嫌な形で会うことになった、、、
ガキ大将2「お前…またこいつらと遊ぶのか？」
ガキ大将3「まぁ安心しろ！
お前もあいつら同様、
頭のイカれた嘘つき異端者だって
街中に広めておいたからよ！」
A「…それはどうも。」
私は下を見ながらそう吐き捨てた。
ガキ大将「俺たちんとこ来れば、
取り消してやってもいいんだぞ？」
A「………。」
昨日の私の勢いはどこにいったのか…
また怖くなって何も言い返せなくなってしまった。
ガキ大将2「何黙ってんだよ？
今まで俺たちを騙しやがって！！
信用してたのによ？」
A「……っ」
ミカサ「Aはわたさない。
それにAは、あんた達が嫌い。」
ガキ大将3人「ひぃ！！！？」
ミカサ「……。」
A「ミカサ…」
これまでにないくらい恐ろしい顔で
睨みつけるミカサ。
3人は再び怯えて逃げていった。
アルミン「A…大丈夫？」
A「うん…」
アルミンが3人に言い返している姿を思い出した。
私は…やっぱり弱い。
ーーーーーーーーーーーーー
Aside
アルミン「それで、
人類はいずれ外の世界に行くべきだって言ったら…
殴られた。異端だって。」
エレン「くっそ…
外に出たいってだけで、
なんで白い目で見られるんだ。」
A「……。」
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音 - 読んでいただきありがとうございます！！頑張ります！！！ (2020年12月20日 11時) (
レス) id: 9804a0383a (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ(プロフ) - 面白くて、今後の展開がすごく気になります！更新頑張ってください！！ (2020年5月12日 14時) (レス) id: 80032df402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音 | 作成日時：2016年12月3日 17時
