教師の主役は我々だ！！【第一部】 (ページ8)

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7.補習ページ8

指定された教室に行くと、シャオロン先生以外の人はいなかった。
どうせ待つからと、木葉もついてきた。

シャオ｢あ、きた。ここ座って。｣

指差された場所は先生の目の前だり少し離れたところに木葉は座った。

シャオ｢えっと、始める前に質問なんやけど｣

『・・・はい。』

シャオ｢・・・寝てた？｣

『いいえ、起きてて時間いっぱいまでやってました。』

シャオ｢じゃあ、手抜きした？｣

『いえ、全力です。』

シャオ｢・・・・・・。｣

『・・・・・・。』

シャオ｢じゃあ、なんであんな簡単なテストで5点しかとれんねん！補習、橘だけやぞ！？他の教科できてた方よな！？｣

先生の剣幕に黙りこむしかなかった。
ちなみに木葉は耐えきれずに、吹き出した。

シャオ｢はぁ、ありえへんわ・・・。｣

『す、すみません。数学だけどうしてもダメで。』

シャオ｢まぁ、ええわ。やるぞ。｣

その後、二時間の補習の末ようやく解放された。

『はぁーー。疲れたーー。』

伸びをしながら廊下を歩いてると、前にゾム先生とコネシマ先生そして、エーミール先生が。

ゾム｢実験、手伝ってぇや～｣

コネ｢嫌やで！？｣

エミ｢なんで私たちなんです？？｣

ゾム｢こないだ生徒、捕まえたんやけど逃げられて探してるんやけど見つからへんから・・・。｣

そこまで聞いた私たちは速効でげた箱を出た。

『探されてるってやばないか？』

らん｢誰に？｣

後ろの花壇にいたひとらんらん先生に声をかけられた。

｢ゾム先生です｣

らん｢・・・実験か。俺も嫌だな。多分誰もやりたがらない。ゾムは脅威・・・。｣

切実な先生の言葉に目をつけられたのはかなり不運だったのでは・・・と不安になる二人であった。