2.職員室 ページ3
自己紹介が無事終わり、あっという間に放課後。
一日目なんてこんなもんか。
『木葉さん、帰ろー』
｢あ、帰る前に職員室寄らして！自己紹介カード出さなきゃ！｣
『おまww出してなかったのかww』
｢だって書き終わらなかったんだもん！！｣
職員室を覗くと鬱先生は見当たらなかった
二人でキョロキョロしてると、
？｢誰か探してるん？？｣
いつのまにか目の前にメガネをかけた真面目そうな先生が立っていた。
｢あ、、、｣
なぜか、木葉が一言声をもらしたっきり黙りこんだ
黙っていても仕方がないので
『あの、担任の鬱先生を探してまして…』
？｢あー大先生な！ちょっと待っててな〜｣
鬱先生を呼びにその先生は立ち去っていった。
『ちょっと、お前が出しに来たのになんで黙ってるんだよ』
｢……こいい｣
『え？』
｢あの先生、かっこいい…｣
『は？』
｢え、かっこよくない？？やばいと思う、めっちゃかっこいい！！｣
『まぁ、かっこよくない訳ではないと思うよ、うん』
｢・・・好きって言いたい｣
『アホか！？相手先生だぞ！？！？』
そこに
うつ｢どしたー？｣
｢あ、自己紹介カード出しに来ました｣
うつ｢一枚足らへんと思ったら、高崎さんやったのか〜｣
｢遅くなってすみません｣
うつ｢ええねん、ええねん。橘さんも何か用あるんか？？｣
『いえ、私はただの付き添いです。ていうか、なんで何も見ずに名前言えるんですか？覚えるの早いですね』
うつ｢女の子の名前覚えるのは得意なんよっ☆｣
『うわー気持ち悪いですね』
うつ｢すっごい毒舌やな！？先生ビックリしたで！？｣
『すみません、つい本音が』
うつ｢それにもビックリやで・・・。｣
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作者名：華火 | 作成日時：2018年2月3日 13時
