7.翔陽の暖かさ ページ8
別れは突然だった
病院に着いたら
既に心肺停止だった
ばぁちゃんは朝私にLimeした後
心筋梗塞で倒れたらしい
ばぁちゃんの葬儀等で2週間私は学校を休んだ
鵜飼のじいちゃんが身元引き取り人になってくれた
私はしばらく部屋にこもっていた
先生と鵜飼さんのお孫さんが毎日来てくれた
鵜飼のじいちゃんは色々手続きしてくれた
ピンポーン
「……」
ばぁちゃん。。
コンコン
武「Aさん!武田です。」
翔「……A!」
翔陽の声がした
ガチャ
開ければ皆がいた
「ッ、ぅ、グスッ……ヒック」
翔「……大丈夫だ。みんな居る」ギュッ
涙が止まらなかった
泣き疲れぐったりすれば寝かされた
翔「……」
澤「……大丈夫でしょうか、、痩せすぎだ、、」
菅「……グス……」
__________
______
更に1週間後
少しずつ少しずつ
病院に通いながらご飯を食べるようになり
4月も終わる今週
GW前に久しぶり学校に行った
1人で歩きながら散ってしまった桜を見た
ばぁちゃんは
幸せだったかな
会いたいな
3時限目が終わるチャイムが鳴った
久しぶりに教室に入った
皆が見ていた
怖くて下を向いた
翔「A!」ギュッ
「ッ、、しょ、よ」
翔「……大丈夫だ。待ってたぞ!」ニカッ
「……ん、、グス」
翔「こい!」ニカッ
裏庭に連れてかれた
ベンチに座り頭を撫でられた
翔「……大丈夫。Aはひとりじゃない。」
「ッ、ん、グス……ヒック」
翔「……これやるよ!」
「……?」
手のひらに載せられた桜の花弁の栞
翔「……作り方妹に教わった!」
「ッ、あり、がと」ニコ
翔「……笑え。可愛いから//また弁当、桜餅もはちみつレモンも稲荷も作ってくれ!Aのが食いたい!」ニカ
「……ぅん」ニコ
その時間翔陽とコンビニの桜餅を2人で食べて
たくさん話した、
「……翔陽ありがと」
翔「……A居なくて寂しかったから。」
「……」
翔「バレー部来い!」ニカ
「うん!」ニコ
チャイムが鳴った
いつの間にか昼休みになっていた
翔「昼だ!」
「翔陽サボらせてごめん、、」
翔「Aと居れたから役得だ!飯買いに行こ!」ヘヘッ
「……ぅん」ニコ
田「しょーよー!A!先輩から差し入れだ!」
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作者名:椎名りら | 作成日時:2024年1月9日 19時