14.翔陽の待ち受け ページ15
翔陽side
待ち受けを見ればAのセーラー姿
帰ってからもニヤニヤずっと見ていた
翔「……可愛かったなぁ、、研磨いいなぁ、、」
手を握ればｷﾞｭｯと握り返す所や、ハンカチをサッと出したり小さな事にもすぐ気づくA
サラサラの色素の薄いハニーベージュの髪は
下ろせば胸下あたり
部活中はポニーテールにしてる
今日は下ろしていた
大きな瞳に
赤い小さな唇
透き通る声で名前を呼ばれる度に
心臓がｷﾞｭｯとなる
翔「……」
夜中2時かぁ、、迎え行こかな、、
Limeを開いた
翔陽夜中危ないから迎え行く。良いか?
Aいいの?翔陽大変じゃない?
返事はすぐ来た
大丈夫、1時40分位に行くと伝えまた夜中な！と会話は終わった
翔「……くっ、、可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い」
バタバタとスマホを抱きしめ暴れていたら
かぁちゃんに怒られた
夏には引かれた目をされた
翔「……すげー可愛い、、」
もう一度画面をみた
この気持ちは初めてだった
Limeをもっかい開いた
翔陽A、、夜寂しくないか?
A翔陽が構ってくれてるから寂しくないよ!ﾆｺ
あー……やべー
本当可愛い。
俺の初恋
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
夜中
翔陽が迎えに来てくれた
「翔陽、わざわざありがとう//」
翔「ちゃんと捕まれよ？」
自転車に荷物を乗せ後ろに乗せられた
腰に手を回したら進む自転車
自転車なら学校まで3分で着く
翔陽の匂いが落ち着いた
眠たい
ｷﾞｭｯ
ｷｷｯ
翔「……ついた！……A？」
「……zzz」
翔「……ぷはっ笑よく落ちなかったな笑」
自転車を止めてAをおぶった
裏門に向かえば皆集まっていた
鵜「ひなた、A向かえ行ったんか。ありがとな！」
翔「自転車で寝ちゃいました笑」
西「よく落ちなかったな笑」
菅「初めてだらけだから疲れたんだろ」ﾆｺ
澤「だな、、ゆっくり寝かせてやれ」
翔「……ふっ//」
バスに乗り翔陽の横に降ろされたのは
私は知らない
ただ
握られた手は暖かくて
心地よかった
翔「……おやすみ」ｷﾞｭｯ
「……zzz」
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作者名：椎名りら | 作成日時：2024年1月9日 19時
