好きなのに･･･君は振り向いてくれない (ページ44)

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結弦「…んっ…」

（人2）「羽生くん、大丈夫⁉」

結弦「なんで…（人2）がここに。」

（人2）「羽生くん、喘息の発作で倒れてたんだよ。」

結弦「あぁ…またか…ごめん。
コーチのところ行こうと思ったんだけど」

（人2）「ななみんがゆづが遅れるなんて珍しいから見てきてって」

結弦「そっか、」

（人2）「コーチに聞いたら喘息用のくすりあるみたいで、それが効いたみたいだで安心したよ。」

結弦「ありがとう」

（人2）「羽生くん、あまり追い詰めないでね」

結弦「なんで？」

（人2）「ストレスになってるんじゃないかなって。」

結弦「本当にスケートが好きなのかわからなくなってさ」

（人2）「別に、羽生くんの滑りたいように滑ればいいじゃん。」

結弦「え？」

（人2）「わたしは、、あんたのスケート好きだよ。」

結弦「…ありがと…行くか。」

（人2）「すぐ動いていいの？」

結弦「ん、落ち着いたから。」

（人2）「そっ、よかった。」

そうして俺達は阿部コーチの元へ向かった。

（人2）が俺のスケートを好きだと言ってくれた

それだけで俺は心が軽くなったんだ。

ありがとう、（人2）