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弐拾仇 ページ30

柱様の視線に混乱してなにも出来ずにいると、

「Aさん、とりあえずこちらに来て下さい。」

と、女神ことしのぶちゃんが誘導してくれる。

「あ、ありがとう、ございます。」

一応、岩柱様や炎柱様とは関わったことがないので、しのぶちゃんの前でも敬語を使う。

「この少女は縛らなくて良いのか!」

急に大きな声が聞こえ、びくりと肩を揺らす。
これは、おそらく炎柱様の声だ。

「縛ったほうが良い。」

すかさず伊黒さんが言う。容赦無いなこの柱。

「こいつ一応甲だから縛っても意味ないんじゃないか?」

一応って、なんですか宇髄さん!
これでも刀持って三ヶ月で甲なったんですが。

「俺は信用しない。」
「…で、でもAちゃん、可哀想よ?」

蜜璃ちゃんが心配そうな瞳でこちらを見る。

「…では、Aさんには申し訳ないですが、一応、軽く、かるーくです、縛っておきましょうか!」

人を縛るかどうかってこんなに簡単に決まっていいの?流れるように会話が進んでいく。
あとしのぶちゃんの笑顔が怖いです。

「俺が縛ってやる。」
何故よりによって伊黒さんなの。蜜璃ちゃんが良かったです。
伊黒さんがこちらに近づいてくる。
…まあ大人しく縛られますよ!

………

「うっ、伊黒さん、きついです。」
「知らん。」

まあこうなりますよね。はい。わかってましたよ。全く「軽く」ないです。

大人しく柱の圧に怯えていると、
隠さんが隣に竈門くんを運んできた。

やっぱりこの柱合会議、禰豆子ちゃん関連のことだな。



※産屋敷邸について※
産屋敷邸の隠され方がわからなかったので、この話の中では刀鍛冶の里と同じ隠し方、という設定にさせていただきます。
前の話では文字数の関係で説明することができませんでした。すみません。

※柱合会議について※
少し変えて書かせていただきます。

参拾→←弐拾捌



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美雨音トウカ - ふゆさん» 申し訳ありません!!教えて下さって本当にありがとうございます…!へなちょこ作者で申し訳ないです。そして何度か読んでいただけてるだなんて、もう胸が嬉しさでいっぱいです…!本当にありがとうございます! (5月6日 9時) (レス) id: 212377e0a4 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ(プロフ) - 初コメント失礼します。とても素敵な作品で何度か読ませていただいています。ただ参拾弐が抜けているのでもし非公開にしてるなら公開お願いします🙇‍♀️ (5月3日 19時) (レス) @page33 id: 2415585283 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美雨音トウカ | 作成日時:2024年2月28日 23時

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