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八咫烏side、NOside
「ねえ！八咫烏！」
鬱陶しい。糞ドリ…、うるさい…
「おった！トリ！」
「あ、クロやん」
うるさいのがもう一人来たんだが。誰か助けてくれマジで。そんな俺の願いも虚しく、二人は俺の後ろでべらべらと喋り始めた。
「お前の部屋にガス弾投げんぞ！」
「リオに怒られろ！」
「あ、それは…、辞めるか…」
「そーやさ、シキ珍しく走ってたん見てん！」
ﾋﾟｸｯ
その言葉で、八咫烏はわかりやすく固まった。
…いや、俺は、何を止まっている？早く、はやく歩け。
「はえ〜、珍しなぁ」
「なんでやろなぁ」
「なんかさ、シキの部屋入ってみたいな〜」
「ええなぁ、ええけどよなぁ」
………………やる事も無いし、アイツの部屋に行ってみるか？いや、俺はアイツが嫌いだ。
「あ、せや！八咫烏！」
「え、まだおったん？」
何だコイツ。失礼過ぎんだろ。
「ちっちゃいカメラ渡すからさ、部屋見てきてぇや！」
嫌だ。
八咫烏はゆっくりと首を振った。すると狂人二人組はえ〜、とかあ〜、とか言いながら、八咫烏の両腕を掴んでぶんぶんと振り始めた。
「お〜ね〜が〜い〜！」
「行ってよぉぉ〜！」
腕に絡みつく狂人二人が鬱陶しくなり、八咫烏は渋々、頷いた。それを見た二人は、にんまりと笑い、手のひらサイズの小型カメラを押し付けてきた。その笑顔は、狂人コンビと言われるだけあって、狂気にまみれた笑顔だった。
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雑くてスマソ
BL書くの初めてだから中々難しい…
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作者名：smileyしめじ | 作成日時：2020年8月9日 23時
