episode8.夜の会話 ページ9
1時間くらいして、兵長が浴室から出てきた。
｢えっっっ！！！！////｣
リヴァイ｢…あ？｣
｢あっ、あの失礼しました！！！変な声を…｣
何で上半身裸なの！？
割れた腹筋すご！鎖骨が…！
濡れた髪…！まって…私…。
冷静になって…。
リヴァイ｢何赤くなってんだ｣
不覚にもかっこいいと思ってしまった。
私の前を通り過ぎてソファーに座る兵長。
とても心地よくて良い香りがした。
リヴァイ｢お前、俺が風呂入ってる間に掃除したんだな｣
｢は、はい。でも綺麗すぎてほぼするところがありませんでした。｣
リヴァイ｢助かる。もう休んでいいぞ｣
｢では、お風呂をお借りします｣
私は着替えを持ってお風呂へ向かう。
もう夜中の12時過ぎ…。
側近ってやっぱり大変。
明日も頑張ろう…
お風呂後、髪を乾かし、部屋着に着替えて出る。
兵長は何してるかな…？
｢兵長、お風呂ありがとうございました…って、あれ？｣
あ、ベッドにいる…もう寝てるのかな。
ゆっくりと兵長の顔をのぞき込む。
｢えっ…｣
かわいい…。いやこれは美しい…？
今日の怖そうな顔とは全く違う。本当はこんなかわいい顔してたんだ…。
思わず口元が緩む。
ずっと見ていたいけど、もう1時30分…寝ないとな…
私どこで寝よう。さすがに兵長のベッドで寝る訳にもいかないよね…。
一人で悩んでいると、低い声が聞こえた。
リヴァイ｢……おい…早くこっちにこい…｣
｢えっ？…きゃっ…｣
腕を引っ張られて自動的に兵長の隣に横になり、向き合ってしまった。
恥ずかしくて、私は咄嗟に体ごとあっちを向いた。
｢あのっ…｣
息を吹きかける音が聞こえ、蝋燭の日が消えて辺りは真っ暗になった。
私の体には兵長の腕が回り、胸の高鳴りが増す。
いわゆる、抱き枕状態。
リヴァイ｢…寝る場所で困ってんじゃねぇ。俺の横で寝ろ｣
耳元で聞こえる低い声に私は胸がキュンとなった。
暗い部屋に響き渡る2人の小さくかすかな声。
｢さ、さすがに兵長の横では図々しいかと…｣
リヴァイ｢…命令だ。従え。｣
｢…わかりました｣
二人の間に沈黙が訪れる。
気まずくなった私は口を開いた。
｢さっきは起こしてしまってすみません…｣
リヴァイ｢…明日俺を起こした責任とってもらうぞ｣
｢側近の立場で言えませんが…軽めのもので…｣
リヴァイ｢…なら重くする｣
｢いじわる…しないで下さい…｣
私の中で兵長に対する何かが変わった。
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もやし(プロフ) - みゆこさん» コメントありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2022年8月30日 1時) (
レス) id: fbdad86a28 (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - リヴァイファンにはたまりません！！好きです!! (2022年7月23日 16時) (レス) @page15 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もやし | 作成日時：2021年9月24日 3時
