episode6.気遣い ページ7
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兵長の部屋に戻ってきた途端、私が帰るべき場所は人類最強の部屋なんだなと改めて実感し、少し恐れ入った。
リヴァイ｢お前、飯は済ませてんのか｣
｢いえ、まだですが、もう21時になるところなので…食堂はもう閉まってるかなと…｣
グ〜(お腹の音)
｢ひゃっ！！すみません！！！｣
リヴァイ｢…腹減ってんだろうが。こっちこい｣
｢は、はい…｣
恥ずかしい〜すっごい恥ずかしい〜…。
あんな状況でお腹鳴らしちゃうなんて…。
兵長についていくと、食卓の上にはごはんが置いてあった。
｢これって…｣
リヴァイ｢食堂に行った時に余ってたから持ってきただけだ｣
｢これ食べてもいいんですか！？｣
リヴァイ｢いらねぇなら俺が食う｣
｢じゃあ、いただきます｣
兵長は私が食べている間、自分の仕事をしていた。
書類を終わらせたとしてもまた次の仕事がやってくる。
追われる仕事ができる人をほんとに尊敬する。
お腹がいっぱいになった私は食器を片付け、書類とにらめっこしている兵長の元へ向かった。
｢兵長、ごちそうさまでした。本来私がしなければいけない仕事でしたのに、お力になれなくてすみません。｣
リヴァイ｢クソに捕まった時点で一日のスケジュールが全て狂うからな。｣
｢ほどほどにということを覚えておきます。お風呂の準備してきますね｣
えーっと、浴室はー…
ここか…。相変わらず広いんだから…。
〜準備完了〜
あ、そうだ！兵長疲れてるよね。紅茶淹れてあげよう。
私は浴室から出て、キッチンへと向かう。
教えてくれたことを思い出しながら、慎重に紅茶を淹れる。
｢よしっ｣
教えられたとおりにやったから大丈夫だろう。
｢兵長、紅茶が入りました｣
リヴァイ｢…あぁ｣
ｺﾄｯ…
ティーカップを机に置く音が響く。
兵長は特徴的な持ち方で、紅茶を飲んだ。
リヴァイ｢…悪くない。｣
｢ありがとうございますっ！｣
やった！兵長に褒められた〜！
｢あと15分ほどでお風呂がわきますので、シャワーはお好きな時間にどうぞ｣
リヴァイ｢お前はいつ入るんだ｣
｢私ですか？…私は兵長がお休みになった後にひっそり…｣
バンッ！(ドアが開く)
このタイミングでいきなり誰かが部屋に入ってきた。
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もやし(プロフ) - みゆこさん» コメントありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2022年8月30日 1時) (
レス) id: fbdad86a28 (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - リヴァイファンにはたまりません！！好きです!! (2022年7月23日 16時) (レス) @page15 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もやし | 作成日時：2021年9月24日 3時
