episode3.分隊長との出会い ページ4
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紅茶を飲み終えた兵長は椅子から立ち上がり、私の元へ足を運んだ。ふと机を見ると、溜まっていた書類は綺麗に片付けられていた。
(もう終わったの！？仕事が早い…)
リヴァイ｢なんだアホみてぇに机ばかり見て｣
｢い、いえ、なんでもないです｣
仕事の早さに感心しながら私はキッチンへ行き、兵長に紅茶の淹れ方を教わった。
自分が淹れた紅茶よりも兵長が淹れた紅茶の方がとても美味しく、上品な香りがした。
｢同じ紅茶なのにこんなにも変わるんですね…！！｣
リヴァイ｢お前の紅茶も別に悪くなかったがな｣
(え？褒めてくれた？)
リヴァイ｢この淹れ方も一応覚えておけ｣
｢はい！ありがとうございます！｣
一通り教わったところで時計を見ると午後15時を回っていた。
リヴァイ｢俺はこの後104期の訓練の様子を見に行く。お前は本部内を見て回るといい｣
｢わかりました、いってらっしゃいませ｣
(兵士長って仕事が山ほどあるんだなぁ。当たり前だけど、目の前で見ると本当に大変そう。とりあえず兵長に言われた通り、本部内を歩いて回るか。こんな格好だけど…)
私は部屋から出て、何となく見学気分で色々見て回った。
すると、遠くから声が聞こえてきた。
ハンジ｢おーい！！！おーーーーい！！！｣
｢えっ？｣
その人はすごい勢いで私の方まで駆け寄ってきて
ハンジ｢君がAだね！？！？噂に聞いてた通りすっごいかわいいじゃないかぁ！！｣
｢あ、あの…｣
ハンジ｢あっ、ごめんごめん！自己紹介がまだだったね、私の名前はハンジ・ゾエ。ここの分隊長をやってるんだ｣
｢私はA・シルヴァです。兵長のお手伝いとして今日から仕えることになりました！｣
ハンジ｢聞いてるよ、とんでもなく可愛い子が入ってきたってみんな騒いでるからねぇ｣
｢そ、そんなことは…｣
ハンジ｢ねぇねぇ！今から私の実験室にきてよ！リヴァイは今訓練を見てるんだろ？少し聞いてほしいことがあるんだ！｣
(まぁ…少しくらい…大丈夫だよね…さすがに分隊長の誘いは断れないし…お話聞いてささっと部屋に戻ろう)
｢わかりました！ぜひ聞かせてください！｣
ハンジ｢そうこなくっちゃ☆｣
私はハンジさんの部屋へ向かった。
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もやし(プロフ) - みゆこさん» コメントありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2022年8月30日 1時) (
レス) id: fbdad86a28 (このIDを非表示/違反報告)
みゆこ - リヴァイファンにはたまりません！！好きです!! (2022年7月23日 16時) (レス) @page15 id: 88bc64309a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もやし | 作成日時：2021年9月24日 3時
