【文豪ストレイドッグス】短編集 (ページ4)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:6,850 hit

谷崎潤一郎：勉強ページ4

谷崎side

あれはボクが武装探偵社に入りたての

ボクがまだ学生だった頃のお話

ある日、テストを次の週に控えたボクは

仕事の合間に勉強をしていた

貴「わー、勉強なんて懐かしいものをしてるねぇ」

谷崎「あ、紫音さん。こんにちは

来週テストなンで少しでも勉強しなきゃなと
思いまして」

貴「なるほどなるほど。それは殊勝な心がけだね
えらいえらい」

谷崎「わっ、ちょ子供じゃないンですから
あまり撫で回さないで下さいっ////」

貴「ん？あぁ、ごめんごめん。つい笑」

人の気も知らずに紫音さんはこういう事をしてくる

そんなことを思ってたら

谷崎「……？これってどう解くんだっけ…」

分からない問題に対面してしまった

えっと確か国木田さんが数学の講師だったような…

教えてもらおう

と思ったのにこんな日に限っていなかった

谷崎「ど、どうしよう……っ」

貴「どったのー？なんかあったー？」

谷崎「あ、紫音さん。いえ、少しわからない問題があったので国木田さんに聞こうかと思ったんですけど…… 」

貴「あー、国木田くん今いないもんねぇ
私でよければ教えようか？これでも勉強は
できた方なんだよ？」

谷崎「えっ、いいんですか？じゃあお願いします」

このあとふたりの距離が急激に縮まることを

まだあの時のボクらは知らなかったんだ

☼+:;;;;:+☼+:;;;;:+☼+:;;;;:+☼+:;;;;:+☼+:;;;;:+☼+:;;;;:+

アｱｱｧｧ( °∀°)ｧｧｱｱア
急に始まる思い出話になってしまったぁ……
私は一体どこで文才を落としたのだろうか
母の腹の中か……