ドSの彼氏(旦那)に惚れる私【青】 (ページ48)

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#35続きページ48

「ここかな…」

ガチャッと開くドア。

軽いお酒の匂い。

ひ「あっ！A〜！」

向こうから走ってくる親友。

　
　
「あっ、姫苺！」

そう、ここを運営するのは親友の姫苺(ひめあ)。

ひ「さぁさぁ、早速着替えて接待行くよッ！」

「えっ、ちょま私そう言うの初めてで…。」

ひ「だーいじょーぶッ！Aなら出来るよ！」

大丈夫かな…と思いながらも初めての接待をする。

「いらっしゃいませっ…！」

スーツ姿のおじさんが来た。

お「君、初めての顔だね。」

「あ，はい！今日来たばかりで…、」

ふーん。と言いながらも私を見つめる。

お「よし、今夜は君を指名するよ。」

「えっ！ありがとうございます…」

お「君，名前は？」

「あっ，Aって言います！」

お「そっか、Aちゃんね。未成年？」

「いや，22です！」

お「じゃぁ初めて記念日にシャンパン入れるか！」

「えっ！？ありがとうございます！」

そんなことってある〜⁉︎

初めて来てシャンパンだよ⁉︎

すごい…嬉しい…

「お、お願いします！」

そして色々あって…

ひ「Aちゃんすごいよ！初めて来てシャンパン入れてもらってる人初めて見た…」

「えへへ…(*´꒳`*)」

ひ「さっ、今日はもう遅いし帰りな！」

「はい！w」

時計を見ると11を指す大きい針。

急いで帰らなきゃと準備をする。

「お疲れ様でしたッ！」

おつかれ〜と店内から聞こえてくる。

「ふ〜…結構酔ったな…ころちゃん大丈夫かな…」

スマホを見ながら呟く。

「あっ！LI◯Ｅ！…わすれたぁ〜」

帰って直接言うか〜と言いながら帰る。

「えーっと，渋谷行きはおっとこれが最終か…」

急いで乗る電車。

付いた矢先には駅員さんに起こされたり，

電柱にぶつかりかけたり、

「私ってこんなにお酒に弱かったかな〜w」

ガチャと開くドア。

こ「…おかえり。随分と遅かったね。」

「ご、ごめんなさい！キャバクラで働いてました…あっ！」

するッと口が滑る。

こ「は”キャバクラ⁉︎どれだけ危ないとこに行っての！」

「ごめんなさいッ」

こ「心配したんだからね？」

「ごめん…。」

こ「もう謝らないで。その代わり，」

僕がNo.1にするから。

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