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時系列的には
ーー
ため息をついて海を眺める、視線を落として手に持っているスマホを見る、表示されている現在地には横浜としか書いていなかった、はー、と2度目の大きなため息をついて一言
「迷った、、」
事は数刻前に遡る
「近くにお使い??」
祖母はそうなの!と言い父さんにこれを届けて欲しくて、と箱を渡して来た、書類が入ってるらしく必要な物らしい
お小遣いも沢山あげちゃう!!と言いながら、地図を渡してくる
だからわざわざ
と、現在に戻るわけである
もう一度ため息を吐くと下から寝息が聞こえた
え、と思い、ゆっくり視線を落とすと地面に人が転がっていた。えぇ、、
「おーい、大丈夫かー?」
と肩を叩きながら声をかける、そういえばカルデアのマスターも突然床で寝るとか言っていたな、なんてふと思い出していると彼が起きたようだった
え、制服のまま地面で寝たのか…?
「え、誰?」
彼は意識が覚醒したのかそう聞いて来たので、こっちのセリフだという意味も込めて軽くデコピンする
駅に案内して欲しいんだがと言うと、えー他の人に頼んでよ、と言われた
それもそうだと思い離れようとするが手を引っ張られ質問される
「ね、このゲームやってる?」
突然の質問につい口からは、と出たが彼は特に気にする様子もなく、このボスが倒せなくてーと言っている
この僕がゲームなんて、と思うが、どこかで見たことがあるそれを見て、前に部の付き合いで入れたな、と思った
仕方なく、やっている、と言うとじゃ、やろと言ってパーティに入れられた
「勝ったー!」
久々にやったので腕が落ちていないか心配だったが流石僕。余裕だった。彼はと言うとフレンドなろフレンド。と言って僕のスマホを勝手に操作していた、と思えば急に立ち上がり、駅、行くんじゃないの?と言われた
駅まで送ってくれた彼にお礼を言うと、家結局こっちだし、またゲームやろーねといわれたのでLINEも交換しておいた
電車の窓を見て日が沈みかけている事に気づいて思ったより遅い事に気がつく、心配かけてしまっているな
ここでふと思った
そういえば、あいつ、名前なんなんだろうな
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作者名:翡翠 | 作成日時:2023年3月29日 16時