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──入学式当日
『…すぅ…はぁ…』
『…うん、大丈夫大丈夫、』
中学校入学式当日。私、いま喉から心臓出るくらい緊張しています。
『ふぅ…』
扉が開き、私達は拍手の音と共に入場する。
…中高一貫校だから、かなりの人数がいるなぁ。
席についたとき、ふと隣を見てみた。
私の隣には赤い髪をした女の子がいた。
『っ…!?!?』
なんだろう、…すごく、すごく懐かしい。
何処かで会ったことがあるような気も…。
…いや、こんな髪の子は見たことないはず。
そういやさっき、入場のときに居た先輩方たちからも感じたあの懐かしさ。なんなんだろう…
気づいたら隣の子がよばれていた
───富松、
『………ぁ…』
かかっていた靄が晴れた気がする。
あぁ、
…思い出した。全て。
どうやら、私の仮説は間違っていなかったようだ。
あの夢は、やっぱり私の前世の記憶だったんだ。
私の隣にいる子は、『前世』の級友だった作兵衛だ。
『作兵衛…っ?』
小声でそう呟いていた。
───夜桜Aさん
いつの間にか呼ばれてしまっていた。
『はいっ』
そして、新しい学校生活が幕を開けるのだった。
──────────────────
語彙力大丈夫かな……(
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海月 - あいさん» ありがとうございます! (2022年4月7日 14時) (レス) @page2 id: fdb45dd515 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これ面白いです続き待ってます (2022年4月7日 14時) (レス) @page1 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2022年4月7日 14時