第36話 イケメン故のイベ ページ38
時は流れて翌日の午後…
ついに来てしまった…
私の目の前に広がるのは
アニメで見覚えのある独特なデザインの大きな建物
そう、ポケモンスクールだ
正直、アニメも見てはいたので
初対面というのとは違うのだが…
実際に関わるともなるとやはり緊張はする
だってテレビと違ってキャラクターではなく
同じ次元にいる人間と関わるのだ
そりゃ緊張だってするだろう
『っ…』
ダイゴ「大丈夫、僕がいるから」
ダイゴさんは変わらず私の事を気遣い
ホテルからここまでずっと
大きな手でぎゅっと私の手を握り続けてくれている
なんとも情けない…
これ、助手というには
余りにもかっこ悪くはないか…？
「アローラ！お待ちしてました！」
ダイゴ「アローラ、お早いですね」
「えぇ！もちろんですとも！
なんたって、このアローラの地で
あのホウエンのチャンピオンに
お会いできるなんて早々ありませんから！
一昨日からずっと楽しみにしてましたよ！」
私達を出迎えてくれたのは
これまた見たことのある白衣を着た
半裸の男性
サンムーンシリーズの博士枠
ククイ博士だ
ククイ「いやー急なお願いをしてしまって…
あ、俺はククイ
ポケモンの技の研究と
このスクールで教師をしています！」
アローラにはチャンピオン制度がまだないためか
ククイ博士はかなりテンションが高く
同時に少し動揺なものも感じ取れる
あれだ
推しをステージ越しに
目の前にしたオタクに近い感じだ
…いや、それよりかはまだ冷静か？
ダイゴ「ツワブキダイゴです」
ククイ「？そちらの子は？」
ダイゴ「僕の助手の」
『A…です…』
やはり幼く見えるのか
いや、この人達からすると幼いのか
ハラさんと同じような反応をし
「こんなに小さいのにすごいな！」と
なんか変に期待の目をされてしまう
あー…敷地内に入って5分も経ってないのに
速攻で帰りたくなってきた
…帰れないけど
ククイ「生徒たちには内緒にしてるんです！
なので、静かに移動をお願いします！」
サプライズか
まぁよくある展開だわな
そして静かに移動をとは言われたのだが…
「え？今通った人カッコよくない？」
「雑誌で見たことあるかも！」
「え？なに？！モデルの人？！」
『…』
関係のない教室の前を通るたびに
こちらに気づいた生徒たちのザワつきが半端ない
こっちは言われた通り静かに移動してるのに…
『…自爆したい』
ダイゴ「え？！」
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あるたおるた(プロフ) - ルカさん» 初めまして、コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです！更新頑張ります！ (2022年10月28日 0時) (
レス) id: 2a322f4b7e (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - 良かったです^^続き楽しみに待ってます (2022年10月27日 15時) (レス) @page36 id: 3235728d3d (このIDを非表示/違反報告)
あるたおるた(プロフ) - ももこさん» 初めまして、コメントありがとうございます！お楽しみ頂けてとても嬉しいです！これからも楽しんでいただけるように更新していきますのでこれからもよろしくお願いいたします。 (2022年10月22日 22時) (レス) id: 2a322f4b7e (このIDを非表示/違反報告)
ももこ(プロフ) - 凄く面白いです！ (2022年10月22日 13時) (レス) @page26 id: 4b14f6b623 (このIDを非表示/違反報告)
あるたおるた(プロフ) - チョコ＆ピーナッツさん» ポケモンは意外とダークな一面もありますかね…ポケモン同士を人工的に合体させたり作ったりするくらいなら、やはり人体実験もありそうだなと思ってしまいました。色々汲み取って頂けて嬉しいです！こちらこそ、ありがとうございます！ (2022年10月21日 0時) (レス) id: 2a322f4b7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるたおるた | 作成日時：2022年10月11日 23時
