第33話 ポケモンスクール ページ35
『え？ポケモンスクール…ですか？』
ダイゴ「そう、ポケモンスクール」
美味しい朝食を頬張っていると
ダイゴさんにポケモンスクールの話を持ちかけられた
な、なんで急に…
もしかして、私を学校に通わせるつもりか？！
勘弁してくれ
前世の時から私は学校生活とか
友達作りとか大の苦手だったんだよ…
転生した今でも人見知りは治らないし…
ダイゴ「実はハラさんからあの後連絡があってね
なんでも、ポケモンスクールの
ゲストとして授業に出てほしいって頼まれてね」
『…あー、ゲスト…』
なんだ
てっきり学校に入れられるのかとヒヤヒヤした…
アローラなんて陽キャの溜まり場に
放り投げられたら温度差で死ぬ
ダイゴ「それで明日の午後に行くことにしたんだ」
『そうなんですね』
なるほどね…まぁそれなら私関係ないし別にいっか
ダイゴ「Aちゃんと
同い年くらいの子が沢山いるはずだよ
友達が沢山できるといいね」
『あははっ…そっうですね…』
…ん？
え？なに？友達って？
もしかして…私も行くの？
は？
控えめに言ってやめてくれ
友達なんてそんな数時間でなれるもんじゃないのよ
私が前世で友達作るのに
どれほど時間をかけたと思ってるんだ
…あー
なんか胃がキリキリする気がする…
『っ…』
思っていた事が顔に出ていたのか
ダイゴさんは優しく微笑み
私の頭をいつもみたいにゆっくりと優しく撫でる
ダイゴ「大丈夫、僕もいるし
Aちゃんは優しい子だから
きっと友達もすぐにできちゃうよ」
『ダイゴさん…』
私の不安なんて…お見通しだな
…
優しい子…か
ダイゴさんが思ってるほど優しくはないけどな
それに、そんな簡単に出来るもんじゃない
けど
ダイゴさんが居るなら…
ちょっとはマシ…かな
…マシだけど、私って本当に必要かな…？
ダイゴ「…でも」
『？』
ダイゴ「…いいかい
ポケモンの姿にだけはなってはいけないよ
…絶対に」
『？…はい、もちろん…』
急に声のトーンが下がり
真面目な顔で言われ少し戸惑いながらも頷いた
なんだか…
ダイゴさんが一瞬いつもと違ったような…
私、ダイゴさんの前以外ではやってないし
なんなら毎日のように変えてはないんだけどな
…昨日のバトルのせい…？
…
…いや
そもそも気のせい…か…？
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あるたおるた(プロフ) - ルカさん» 初めまして、コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです！更新頑張ります！ (2022年10月28日 0時) (
レス) id: 2a322f4b7e (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - 良かったです^^続き楽しみに待ってます (2022年10月27日 15時) (レス) @page36 id: 3235728d3d (このIDを非表示/違反報告)
あるたおるた(プロフ) - ももこさん» 初めまして、コメントありがとうございます！お楽しみ頂けてとても嬉しいです！これからも楽しんでいただけるように更新していきますのでこれからもよろしくお願いいたします。 (2022年10月22日 22時) (レス) id: 2a322f4b7e (このIDを非表示/違反報告)
ももこ(プロフ) - 凄く面白いです！ (2022年10月22日 13時) (レス) @page26 id: 4b14f6b623 (このIDを非表示/違反報告)
あるたおるた(プロフ) - チョコ＆ピーナッツさん» ポケモンは意外とダークな一面もありますかね…ポケモン同士を人工的に合体させたり作ったりするくらいなら、やはり人体実験もありそうだなと思ってしまいました。色々汲み取って頂けて嬉しいです！こちらこそ、ありがとうございます！ (2022年10月21日 0時) (レス) id: 2a322f4b7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるたおるた | 作成日時：2022年10月11日 23時
