第17話 アローラ！ ページ19
ダイゴ SIDE
アローラまでかなり時間はかかったが
その間、特に何も問題なく到着することができた
追ってきている気配もないのでやはり、
ホウエンを離れて正解だったのかもしれない
とは言え、油断はできない
前回のように側を離れることは極力避けなければ…
…まぁ、とはいえ
『…！』
新しい見たことのない景色に
目を輝かせている彼女の側を
離れるなんて考えられないのだけれど
ダイゴ「アローラは気温が高いね
暑くないかい？」
『大丈夫です、体温調節できるので
なんなら冷気も出せます』
そんな軽いノリで出来ることではないと思うのだが
ポケモンの能力を発揮できる
彼女だからこそできる芸当だな
だとしても…
ダイゴ「でも水分補給は忘れちゃ駄目だよ
あと、日焼け止めも
ホテルに行ったらすぐ塗ろうね」
『はい…(…私の母親か？)』
いくら体温調節が出来たとしても
油断していたら熱中症になりかねない
しっかり水分を取ってもらわないと
ダイゴ「さっそくホテルに向かおうか」
『…は、はい』
はぐれないようにと
小さな手を取り繋ぐと少しおどおどしながらも
控えめにきゅっと握り返してきた
なんだろう、この可愛らしさは
歳の離れた妹がいたらこんな感じなのかな…
…いや
僕の場合姪の方が近いか…？
ダイゴ「ふふっ…」
『…？』
…
…
『…広い』
ダイゴ「中々いいんじゃないか？」
ホテルのチェックインを済ませ部屋に向かうと
オーシャンビューの広めの部屋だった
サイトの画像より良く見えるな
『綺麗…』
外の景色が気に入ったのか日差しでキラキラと
光る窓の外をジッと見つめていた
ダイゴ「チェックインも済ませてし
荷物を置いて街を探索してみようか」
『え、でも…Zクリスタルは…』
ダイゴ「それなら明日、島キングに
アポを取ってるから大丈夫だよ
折角来たんだし、観光もしておきたいだろう？」
ね？と尋ねると
嬉しそうに頬を緩ませ小さくコクリと頷いた
やはり、外が気になっていたらしい
明日は僕の用事に付き合わせてしまうし
今日一日はたくさん遊ばせてあげたい
…となるとやっぱり海かな
ダイゴ「…よし、行こうか」
海なら、まずはアレを買わないと
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あるたおるた(プロフ) - ルカさん» 初めまして、コメントありがとうございます！そう言って頂けてとても嬉しいです！更新頑張ります！ (2022年10月28日 0時) (
レス) id: 2a322f4b7e (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - 良かったです^^続き楽しみに待ってます (2022年10月27日 15時) (レス) @page36 id: 3235728d3d (このIDを非表示/違反報告)
あるたおるた(プロフ) - ももこさん» 初めまして、コメントありがとうございます！お楽しみ頂けてとても嬉しいです！これからも楽しんでいただけるように更新していきますのでこれからもよろしくお願いいたします。 (2022年10月22日 22時) (レス) id: 2a322f4b7e (このIDを非表示/違反報告)
ももこ(プロフ) - 凄く面白いです！ (2022年10月22日 13時) (レス) @page26 id: 4b14f6b623 (このIDを非表示/違反報告)
あるたおるた(プロフ) - チョコ＆ピーナッツさん» ポケモンは意外とダークな一面もありますかね…ポケモン同士を人工的に合体させたり作ったりするくらいなら、やはり人体実験もありそうだなと思ってしまいました。色々汲み取って頂けて嬉しいです！こちらこそ、ありがとうございます！ (2022年10月21日 0時) (レス) id: 2a322f4b7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるたおるた | 作成日時：2022年10月11日 23時
