好感度、見えなきゃ良かった【d!】【rbr】 (ページ1)

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A目線

rb｢ふふ、怖いん？俺な？いっーぱい練習したねんで。色んなモン見て。あ、もちろん、Aちゃんが一番やで！？｣
A『…嫌……』

ガチガチと不快な音が鳴る。
それは私の歯がぶつかり合う音だった。
怖い、それしか頭の中になかった。

rb｢嫌？なんで？俺のこと好きなんやろ？だから、俺の家来たんやろ？なあ？答えて？｣
A『こわ、い……』

感覚が壊れたように歯はガチガチと鳴り続ける。
恐怖なのか、不快感なのかは分からないがまともに喋ることもままならない。

rb｢へぇー…怖いねぇ……｣

rb｢……ふーん、じゃあ俺と一緒やね。｣
A『は？』

rb｢俺やって怖かってんよ？……Aちゃんは、もうちょっと危機感を持たへんと。俺が守ってあげんといけんねん。｣

rb｢トントンと距離が近かったり、チーノとウツには言い寄られてたり……俺から離れていってしまうみたいで怖かったんよ。｣
A『っ、それ…は』

返す言葉が見つからない。
ロボロ君に言えるわけがなかった、『実験のために好きになってもらって、愛が重かったから避けてた』なんて。

rb｢でもな、俺が束縛するとAちゃんが嫌がると思って…何も言わなかった。Aちゃんなら分かってくれると思った。｣

ロボロ君はさっきの笑顔を無くして話を進める。
ロボロ君の静かな、それでいて濁ったビビットピンクの瞳は、私の瞳をじっと捉えて離さない。

rb｢でも、分かってくれなかった。だから、こうしてAちゃんの体に教えてあげるんやろ？Aちゃんは誰のもんなのかってのを。｣

ロボロ君は器用に私の服を脱がしていく。
やだ、初めては好きな人にあげたいし、こんな…無理矢理とか…嫌だよ…

rb｢あははっ、泣くことないやん！言ったやろ？勉強してきたから、そこまで痛くはせえへんって。｣
A『ぁ……ほんとうに、っ、ごめんなさい…これから、は、直すから…ｯ』

一度流れ始めたら、止めようとしても中々涙は収まらない。
涙で視界がぼやけているから分からないが、きっとロボロ君は恍惚な表情をしていると思う。

rb｢……直す？そんなん無理やん。それとも俺以外の男皆殺すん？それやったらええけど…あ、もちろん通報とかはせんよ！｣
A『こ、ころし、たく…ないよ…』

rb｢せやんな。だから俺が教えてあげるんよ。大丈夫、最初は痛くても後からは気持ちよぉしたるから。｣

もう、手遅れみたいだ。